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北海道4Days

昨年出場した「北海道4Days」

こちらのサイトで、紹介されていました。
今年のエントリーは〆切られてしまいましたが、ご興味のあるかたはぜひ。

昨年の私のあの画像も、大きく掲載いただいています!

 
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A-TEC 北海道4Days 参戦記 1

北海道で行われた、4日間で1600KMを走るラリー「A-TEC 北海道4Days」に参戦してきました。
マシンは、軽いWRではなく、BMWR80BASIC。
重量のある800CCのデュアルパーパスモデルでの参戦でしたが、なんとか完走してきました。

■ DAY 0

突然始まった前面道路の拡幅工事のおかげで、スケジュールがだいぶくるった「葛飾のガレージハウス」。
作業自体は完了しているものの、片付けや清掃等、気になる部分はきりがなく、出発の2時間前まで現場にいるありさま。
なんとか、作業を終え、苫小牧行きのフェリーにGSとともに飛び乗りました。

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苫小牧港にPM7:45に接岸。
ラリーのスタート地点である芦別市までは、2時間ほど。
夜の北海道をひた走り、到着。

車検とスタートは翌日です。


■ Day 1

いい天気の1日目。
まずは、装備品検査と車検。
一般公道を使うラリーのため、排気音検査、ウィンカーやライト、ナンバープレートの取り付け等、かなりきびしくチェックされます。

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特にこの年代のBMWは、ガソリンの供給ラインのワイヤリング。
エンジンオイルのドレンボルトのワイヤリングを徹底的にチェックされますので、2バルブのBMWで来年の参戦を予定されている方は、ワイヤーや、タイラップを多めに持っていったほうがいいかもしれません。

車検が完了すると、レギュレーションで定められた装備品のチェック。
人が通るのもまばらな道にルートが設定されるため、ひとつでも欠いているとスタートできません。

テント、シュラフ、工具、サイリュウム(2つに折ると発光する棒)、ホイッスル、ロープ、熊よけの鈴、エマージェンシーブラケット・・・・。と近年は、アウトドア専門ショップが減っていることもあって、揃えるのもけっこう大変です。

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ラリーに出場する車体の改造として、大きな特徴がこのマップケースと距離計。

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主催者から配られる「コマ図」と呼ばれるこのマップを、ロール状にして、「マップケース」に納め、距離計と合わせて、「巻き上げて」、マップの指示通りの方向に進んでいきます。
ですので、その日のゴール地点はわかりません。
コマ図の距離と方向を見失うと、「ミスコース」となり、自分のいる位置がわからなくなってしまいます。

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車検、装備品チェックが完了すると、ゼッケンを貼ってもらって、「プール」されます。

ゼッケンは18番。
エースナンバーです!

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今回の参加者は、60台。
最新型のF800GS、2バルブの100GS、1200GS。と新旧BMWそろい踏み。
KTMも250、525、690と様々なラインナップ。
新旧モデルの展示会状態。

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一般公道を使用する「ラリー」とは、1日200KM~500KMの距離を、「コマ図」を見ながら移動。
その途中に「SS(スペシャルステージ)」と呼ばれるタイム測定区間があり、そこでタイムをはかり、そのタイムの総計が一番短い人が優勝になります。
SSは、一般公道の林道等を閉鎖して行います。

芦別市長さん、北日本自動車大学校の校長さん他のごあいさつ後、SSスタートです。

今日のSSは、広々としたA-TECの敷地を利用したコース。

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2か所のSSをまずは走り、グランドスタートとなります。

グラストラックのコースは一見すると、走りやすそうですが、あちこちに泥やぬかるみがあって、GSのような重量車はけっこう大変。

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こんな山越えもあり、車高の低いGSは、ガリガリおなかをこすりながら進んでいきます。

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このあとは、コマ図を見ながら、200KMの移動。
200KMと言っても、高速道路の200KMではなく、ダートを含んだ200KMをコマ図を見ながら走っていきますので、決して簡単ではありません。

ガス補給後、スタート。

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スタートして、30KMほど、なんといきなりパンク。
パンク状態でしばらく走ってしまたため、タイヤもおかしくなり、リカバリーに1時間も費やしてしまいました。
移動区間は、「リエゾン」と呼ばれ、制限速度、交通法規順守で進まなければならないのですが、無制限に時間をかけていいわけではなく、指定時間内に「チェックポイント」を通過してゴールしないと、ペナルティを受けます。早すぎてもだめです。
つまり、いくらSSでいいタイムを出しても、指定時間で確実にその日の距離を消化しなければ上位になることはできません。

指定タイムは、途中休んだり、食事をしたりすることもできる設定ですが、修理で、さっそくこのマージンを使い果たしてしまいました。

で、あとは全く休まず200KMを走り切り、PM6:30。薄暗くなった頃、この日最後のSSスタート地点に到着。

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13KMの林道SSは、すでに薄暗く、ノーマルライトで苦戦。
道幅も狭く、スリッピーで、タイムを出すどころではなく、終了。

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SSを抜けた後は、キャンプ地までリエゾン。
途中の林道も狭く、見通しが悪く、こちらもけっこう大変。

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ガス補給を終え、キャンプ地に到着したのはPM8:00。
キャンプ地では、食べ放題の食事と、生ビールがあり、疲れを忘れ、ラリー初日の夜を楽しみました!

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A-TEC 北海道4Days 参戦記 2 

■ Day2

ラリー中の宿泊は、基本テント泊。
朝のスタートまでに、テント片付け、装備の確認、マップの巻き付け、食事を済まさなければなりません。
なので、朝はけっこう忙しい。

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ラリー中の荷物は、主催者が運んでくれますので、身軽に走ることができます。

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この日は、SS3つを含む529.25KM。
東京~京都間より長い距離をダートを含んで走破します。

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超ハイスピードなSSを2つこなし、長ーいリエゾンに進んでいきます。

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ラリーの際、とにかく重要なのは、ガスの補給。
参加車両は150KMを無給油で走れることが義務付けられていますが、区間によっては、150KM以上スタンドがないことはざら。
タイミングを誤ると、山の中でガス欠になる危険もあります。

コースは、こんな北海道らしい国道を走り・・・。

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こんな林道に入っていきます。

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関東では見られないずーっと直線のダートも。

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このあたりにくると野生動物も多く、キタキツネ。

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鹿もよく出てきます。
道をいきなり横切るので、追突しそうになることもあります。

近年は、鹿による農作物の被害も多く、こんな「鹿ゲート」もあり、通過する際は、開き、閉じ。
きちんとチェーンを掛けておかなければなりません。

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土砂崩れや・・・。

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川沿いのこんなルートを通って、距離を稼いでいきます。

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昼を過ぎたあたりから天候は急速に悪化。
雨が降り出し、林道も霧で視界が次第に悪くなっていきます。

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雨はしだいに強くなり、最後のSSに到着するころには、土砂降り、真っ暗。

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しかも、鉱山あとを利用したSSは、上り下りも多く、暗い中、ビッグオフでは恐怖の一言。
「いつ終わるんだあ・・・・。」とうめきながらの30分でした。

ずぶぬれの体で今日のゴールへ。
今日は幸いにも、「日高山荘」のお風呂付、布団付きの宿泊。

荷物を部屋にいれたら、雨の中、整備、マップ取り付け。と今日の仕事をこなしていきます。

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ラリーに慣れたツワモノは、雨に打たれながら、タイヤ交換も行っています・・・。
 

A-TEC 北海道4Days 参戦記 3

■ Day3

なんとか、晴れてくれないか…。
という期待もむなしく、今日の天気は大雨。
大雨洪水強風波浪低温注意報発令という言うことがないくらいの悪天候。

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あまりの悪天候のため、この日は、50KMのリエゾンをカット。
SSも一つ減らした総距離300KMのルートに変更されました。

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そんな状況でも、朝のSSは、スタートしていきます。

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SSは、昨日の鉱山を一部利用したコース。

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暗い中ではわからなかったのですが、おっこったら一巻の終わり。という箇所も多く、肝を冷やしました。

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天候も悪く、最悪の一日でしたが、ルートは最高。
こんな川渡り(というよりも、豪雨で、道が川になった・・・。)があったり・・・。



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大きなフキの葉っぱを使った、「コロポックルごっこ」に興じたり。
天候は悪くても、楽しく距離を稼いでいきます。

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なんてことをやりながら到着した224Km地点。
林道を抜けて、4KMほど国道を走ってまた、林道に入るところで、あまりにも距離が長いことに気付き、バイクの距離計と、後付けしたラリー用の距離計(ICO)の距離を合わせてみると、進行の際に見ている「ICO」の距離がまるででたらめを示しているのに気付きました。

すでに10KM以上走ってしまったようで、出てきた地点も、これからはいる地点もわからず、1時間ほど行ったり来たり。

前走車の轍をみつけて、なんとかオンルートに復帰。
ICOも、センサーの不調だったようで、なんとか復調しましたが、チェックポイントへのタイムはぎりぎり。
なんとかたどり着きましたが、完全に最後尾になってしまいました。

チェックポイントで食事をして、スタート後も、このときのロスが響き、次のチェックポイントまでのタイムもぎりぎり。
おまけに、昨日夕方からおかしかったフロントブレーキが、このころになると、ほとんどきかなくなってしまい、リエゾンの途中のハイスピードの国道ワインディングでは、まったくスピードが出せず、2つめのチェックポイントには、10分オーバーで到着。
これで、1時間のペナルティ。

道中、遊んでいたのも遅れた原因の一つではあったんですが、せっかくのラリー。
ただ走るだけもつまんないので、まあ、よしとしましょう。
と今日のゴール地点へ向かいます。

SSへ入る前に、3台のKTM?軍団にガソリンを無償提供。
BASICのタンクは、大きく見えるらしく、小さなタンクでの参加者の多い今回は、ミニタンクローリーの役目を何回か果たしました。

この日最後のSSは、前半ウッズ。後半モトクロスコースのSS。
前半及びSSに入る導入部は、思いっきり滑る森の中のウッズ。
ほとんど足をべたべた付きながらの走行になりました。

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今日のキャンプは、苫小牧にあるHOP。北海道オフロードパーク。
立派な設備もある広々としたモトクロスコースです。

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雨のなか、テントを張るのはしんどかったですが、海鮮釜めしと、あったかいおそばの夕食で、なんとか復活。
雨のなか、昨日より調子の悪かったフロントブレーキの修理に専念しました。

 

A-TEC 北海道4Days 参戦記 4

■ Day4

いよいよラリーも最終日。
今日を走り切れば、完走です。

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朝は、決められた時間にブリーフィングが行われます。
その日のチェックポイントの開設時間。ルートの変更等が発表されるので、遅れたり、出席しなかったりすると、一日のスケジュールをこなすのが不可能になります。

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ブリーフィングを聞かないで、ペナルティを受けたり、ゴールできなかった場合でも、それはすべて自分の責任。
「知らなかった!」と抗議しても、「それはあんたが悪い」。の一言で終わりです。
憧れだけで参戦して、技量がなくて、1日か2日。場合によっては、スタートもできずに終わってもそれも自分の責任。参戦のための金銭的、社会的な負担もすべて自分で受け止める必要があります。

エントリーしたら、すべて自分の技量と責任で乗り越えていくのがラリー。
ラリーというフィールドは、近年の社会で少なくなった究極の自己責任の場でもあります。


この日のSSは、昨日のコースの逆走。

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このSSをこなしたあとは、スタート地点の芦別市までの258.61KMのリエゾンをこなして、ゴールになります。

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最後のSSは、ちょっと気合いを入れます。
煙をあげて?爆走です。

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ブレーキトラブルもなんとか解消。
天気の回復した最後のリエゾンをこなしていきます。

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この日は、富良野周辺をめぐるルート。
パッチワークのような田園風景を走り抜けていきます。

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こちら、雑誌「フリーライドマガジン」御一行様。
エンデューロトップランカーのライダーが、決して軽いとはいえない1200GS、F800GSを揃いの「ラリースーツプロ」の上下をまとって、軽々と操り、林道を走り抜けていく様は、とにかくカッコイイ。

F800GS、1200GSって、あんなに走るんだ。
じゃあ、おれも買おうかな・・・。
なんて誤解をしてしまいそうなかっこよさでした

なぜか?抜きつ抜かれつが多く、一緒に道から転落したライダーを助けたり、写真を撮ってもらったり。お会いする機会が多かったです。
三上編集長からは、画像もいただきました。
ありがとうございます!

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途中、川渡りがあったり、赤土の非常に滑るヒルクライムで、重量車を助けたりで、最終日をこなして、4日前にスタートしたA-TECへゴール。

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大きな転倒もなく、完走です。

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ゴール後は、閉会式のあと、お寿司と焼き肉が食べ放題のパーティー。
またまたビール片手に盛り上がります。

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ラリー参加は、「ネバダラリー」以来12年ぶりで、ラリーに体を慣らす前に終わってしまった。という感じの4日間。
3日目に受けた1時間のペナルティもあって、リザルトは悲惨なものでしたが、2バルブGSでのラリー初参戦は、なんとか完走することができました。

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レース中は、最新型のHP2や、F800GSの走破力、かっこよさを目の当たりにして、なにも、旧型のOHVで出場する理由はないんでは・・・・。なんてことも思いましたが、4日間をともに過ごすことによって、GSの魅力、安定した走破性、なんとも言えない気持ちよさを改めて実感することができ、「惚れ直す」結果になりました。

また、機会があれば、GSでのラリーやロングディスタンスライドをどんどん行なっていきたいと思います!

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