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TBI2014 霧島4000キロラリー DAY0

○「伝説のラリー」の復活。

昭和42年。「富士-霧島4000KMラリー」が開催された。
羽田をスタート、九州の霧島を折り返し、富士にゴールする4000KMのラリー。
まだ、日本の道路にも未舗装路や未整備路の残るその時代に行われたそれは、現代でいう所のキャノンボールランのようなもので、たった一度行われたそのラリーは、黎明期であった日本のモータスポーツのイベントのひとつとして、伝説となった。
創立30周年を迎える主催団体のSSERは、50年以上前のこのラリーの復活を掲げ「TBI2014 東京~霧島4000KMラリー」として開催するに至り、私自身も、通称TBI。「ツール・ド・ブルーアイランド」と呼称されるこのイベントに24年ぶりの参加という、自分自身も、歴史ある背景をもってこのラリーに参加するに至りました。

○ 競技は8日間4000KM

ラリーは4月27日に、東京プリンスホテルで車検がおこなわれ、翌28日にスタートが切られ、ゴールは5月5日の8日間の予定です。

スタート地点は東京プリンスホテル。
いつものラリーは、人里離れたところで行うことが多いので、都内の超一等地である東京プリンスホテルに、見慣れたラリーゲートが設置されているのに、ちょっと違和感を感じます。

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そんななか、いつものように、粛々と装備品検査、車検と作業は進んでいきます。

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車検は問題なく完了。今回のゼッケンはNO39.
マシンは明日のスタートまで「プール」され、もう触れることはできません。

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夜には、ブリーフィングと、主催団体SSERの30周年記念パーティーも開催され、華やかな雰囲気でした。

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いつもであれば、車検場に隣接した宿舎に宿泊して、翌日のスタートを待つのですが、今回は東京プリンスホテル。
自宅から30分しかかからないところで、高額の宿泊費を払って宿泊するのも懐が痛いので、自宅にもどりました。






 
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TBI2014 霧島4000KMラリー DAY1

〇DAY1 東京~霞ヶ浦~日光~浅間 509.09KM

今日から4000KM。8日間のラリーがスタートします。
スタートに間に合うように、自宅から電車で東京プリンスホテルに向います。

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いつもは、人里離れたところから。自宅からは離れたところからスタートなので、家から電車でスタート地点に向かうというのも、新鮮な感じがします。

装備を付け、スタート前。参加者全員で記念撮影です。

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そして、AM9:39。グランドスタートです!!

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ラリー競技というのは、何日間かの長期間にわたっておこなわれますが、ずっと走り続けるわけではなく、「ビバーク」と呼ばれる宿営地を経由して、進行していきます。
まずは509.09KMを走り、今日のビバークを目指します。

その道しるべとなるのがこの「ルートマップ。」

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主催者より、日にちを記されたものをロール状にして渡され、ハンドルにセットされた「マップホルダー」にセット。

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「ラリーメーター」という距離計に従って、これを巻き上げ、ルートを読み取り進んでいきます。

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1日のルートのなかには、「SS(スペシャルステージ)」と呼ばれる一般車の通らないタイム測定区間が、2か所程度あり、そのタイムによって、順位を競います。
タイムを測定しない区間は「リエゾン」と呼ばれ、一般道路を走行しますので、交通法規を順守して走行しなければなりません。
その間には、「CP(チェックポイント)」が2~3箇所設けられており、ここを指定された時間に通過することを義務付けられます。早すぎても遅すぎてもペナルティタイムを加算されますので、SSのタイムがどんなによくても、「リエゾン」のタイムをきちんと守っていかないと、上位に入ることはできません。

また、どこにCP、ビバークがあるかははっきりとは知らされていませんので、エントラントは、この「コマ図」の通りに走らなければ次の日のスタートを切ることができません。
ですので、ガソリンスタンド等で、「あんたたちどこ行くの?」と聞かれても、「わかんないんですよ」と答えるしかないのですが、今回は、

「今日は、どこに泊まるかわかんないけど、東京をスタートして、霧島まで行くんですよ」

「えー!?とんでもない距離をはしるんだねえ!」

なんて会話を楽しむことができました。

ラリーは、靖国神社のわきを抜け、皇居、雷門という観光スポットを走り抜けていきます。

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大都会を走り抜けるラリーバイクは珍しく、あちこちで観光のみなさんに写真を撮られていました。

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どこかの画像サイトで「雷門と人力車とラリーカー」なんて画像がUPされているかもしれませんね。

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そのまま、国道6号線を北上しますが、とにかく渋滞がひどい!
車高の高いラリーバイク。特に女性参加者は、足つきがよくない車体が多いため、信号待ちのたびにかなりしんどそう。
しかも、東京都内の渋滞をルートマップを見ながら走るというのは、かなり大変なようでした。
私は、一応都内在住ですので、「まあ、ここをこんな風に通るんだろ。ここは右車線に寄ってたほうが楽だな」と地の利を生かして?他の方よりも比較的楽に都内を抜けることができました。

ルートは、そのまま国道6号線を北上。
霞ヶ浦のほとりをぐるっとまわり、日光へ向かいます。
スタートが9時と遅かったのと、今日の走行距離は500KM超え。
高速道路の500KMならば、5時間程度で到着する距離ですが、ラリーのルートのほとんどはそんなことはなく、狭い田舎道や曲がりくねったワインディング。ダートが設定されていることが多いので、概ね平均速度は40KM程度というのが定説。
単純計算でも、500KM÷40≒13時間。速くてもビバーク到着は、夜の10時になる計算ですので、あまりのんびり走っていると、夜間走行の時間が多くなりますし、今日は行程の最後にSSが設定されていますから、なるべく良い条件でSSに入るためにも、先を急ぐ必要がありました。

そのため、264.41KMのコマ図に間違いがあった地点で止まった以外は、ガス補給以外一度も止まらず、走り続けたのですが、日光いろは坂に設定されたCPに到着した時には、もう日が傾きかけていました。
このあと、さらに群馬県沼田市を抜け、軽井沢に向うというルート。この時点で、あと180KM以上の距離が残っています。

初日で、まだラリーに体が慣れていないのと、GWとは思えない寒さ。朝食をとっただけで、11時間、なにも口にしていない状況に耐えかね、PM8:30にコンビニで大休憩。
ラリーメーターは、今日のビバークまであと64KMの距離を残していると示しています・・・。

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それでも、なんとか残りを走りきり、今大会最初のSSへ。
SS会場は、夜の浅間レースウェイでした。

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ここは、「アサマGP」というイベントで何回か走ったことがありますので、どんなところかはわかっていたのですが、車高の低いGSで、ヘッドライト強化をしていない状態で走るのはかなりてこずってしまいました。

そして、夜も更けた午後11時ごろ、ようやくゴール。
今日はテント泊ではなく、コテージに宿泊ですので、少しは楽。

久しぶりのラリーの高揚感も手伝って、若干の酒盛りを行う気持ちの余裕もあり、初日を終えました。
 

TBI2014 霧島4000KMラリー DAY2

〇DAY2 浅間~琵琶湖 503.43KM

ラリー2日目。
今日は、503.43KMを走り、「概ね」滋賀県琵琶湖のあたりでビバークということになっています。
しかし、通常、浅間から琵琶湖に行くことなんかありませんので、どんなルートかは想像もつきません。

こんなコテージが昨日の宿舎でした。

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ラリーの宿泊はテント泊が標準ですが、時々こんな屋根のあるところに泊まることができます。

ラリーの朝はブリーフィングから始まります。
その日の変更事項、チェックポイント、SSの開設時間。その日のMAXタイム等が「このときだけ」発表されます。
開始時間も厳格に決められていて、遅れて聞き損うと、もう聞くことはできません。
他のエントラントから聞いてもいいですが、その人が間違っていたら・・・・。なんてことにもなりかねませんので、参加者は必ず出席して、自分の耳で聞き、自分の手で内容を記録して、把握します。

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毎日、このスタートゲートをくぐってスタートしていきます。

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14KMほど走って、昨日の夜に走った「浅間レースウェイ」を再び使ってSSを行います。

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昨日と違い、昼間のSSですので、気持ちよく走ることが出来ました。

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その後は、再びリエゾン。
スタートは午前7時で、昨日よりも2時間も早いスタート。
渋滞もないはずなので、ゴールは午後8時ごろかな?なんてこのころは思っていました。

それでも、とにかく早くビバークにたどり着きたかったので、この日も極力止まらず、どんどん距離をかせぐことに専念。
参加車両のほとんどは、250~500CCのエンデューロバイク。
対して、オフロード向きではあるものの、オフロードレース専用車ではない、R80GSBasicなので、曲がりくねったダートや、今日のSSのようなコースは苦手ですが、なんといっても、800CCのツアラーです。
今日のルートは、ダートが含まれていたものの、蓼科、茅野市を抜ける高速ワインディングのようなルートはとにかく快適。
どんどん距離を稼ぐことができ、この日のCPには、1番乗りすることができました。

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CPでは、通過証明として、スタートの時に渡される封筒にスタンプを押してもらいます。
これがそろっていないと、ゴールしても、ペナルティが課せられます。

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時間的に余裕があることだし(このときは、まだそう思ってました)、今日はゆっくりお昼にしようかな?

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とルートマップに「人気のパン屋さん」と記載されているお店によって、ゆっくりランチ。
ほんとに人気のパン屋さんらしく、このとき、残っていたのは5個だけ。
そのうち3個を私が食らってしまいました。
とってもおいしかったです!後続の皆様、申し訳ございませんでした♪

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その後、いくつかのダートを抜けたころから、雨が降り始め、日が傾きはじめたころには、結構な降りになってきました。

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そんななか、今日2つ目のSSに到着。
2つ目のSSは、モトクロスコースに設置されていました。

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ここまで、なかなか調子が良かったこともあったせいか、コースの確認もよくしないまま。タイヤの空気圧調整もせず、SSに突入。

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見事に雨でぬかるんだヒルクライムでスタック。脱出にてこずり、ほとんどの方が3~5分程度で抜けたこのSSを17分もかかってしまいました。

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どろどろになった車体で、残りのリエゾンをビバークへ向かいます。
すると、要所要所、夜に走るのはいやだなあ。的な暗く、狭い林道が次々とあらわれます。

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このへんも、無難に乗り切り、ビバークまであと、40KMほど。というところで、トラブルが発生。
エンジンがかなりもたつくので「リザーブに入ったかな?」とコックを切り替え、雨の中走行。それでも、しばらくすると、エンジンがむせるような感じになり、突然沈黙。
「ガス欠には、ちょっと早いかな?」と思って、コックを切り替えてみても始動せず。
もしや。と思い、タンクを覗き込んでみると・・・。見事にからっぽ。車体を振ってみても、まったくガソリンの揺れる音がしません。
完全なガス欠状態。
おかしい?まだ、90KMは走る程度のガスはあるはずなのに?と各部を調べてみると、キャブレター、突き出したシリンダーヘッドのあたりがガス臭い。
どうやら、キャブレターから「オーバーフロー」が発生していて、ガソリンがあふれ、夜で、雨だったため、ガソリンの漏れに気付かず、コックをリザーブにしてしまたっため、リザーブ分のガソリンまで、すべて流れてしまった・・・。ようです。

ゴールまで、あと40KMほどとはいえ、ここは決して町中ではなく、GSどころか、明かりのついているお店さえ見当たりません。

さて、困った・・・。と周囲を見回すと、一軒だけ開いている旅館が。
旅館の方にお願いして、その軒先を貸してもらい、少しでもガスが残っていないか?とタンクやキャブを見てみますが、まったくガソリンは残っていません。残っていたとしても、そのガソリンで行ける距離には、営業中のスタンドもなさそうです。
今回、サポートをお願いしているミサイルファクトリーさんにお願いしようにも、オンコース上の、ガソリン補給は不正なサポートにあたる。ということで、できません。

八方塞がりの状態でしたが、旅館のご主人になんとか「助けていただき」再始動。
また、オーバーフローすると大変なので、信号待ちで止まるときは、コックをOFFに。キャブレターからのガス漏れがないかを気にしながらの雨中走行の末、AM0時ごろにようやくゴール。

「8時にゴール」どころじゃなかった一日でした。
それから、食事をして、キャブレターの簡単な清掃をして、寝ることができたのは、AM2時ごろ。
3時間後のAM5時には起きて、準備。6時半にブリーフィング、スタートです。

雨はまだまだ降り続いていますが、この日もコテージ宿泊なのは、不幸中の幸いでした。

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TBI2014 霧島4000KMラリー DAY3

〇DAY3 琵琶湖~土佐 650.43KM
ラリー3日目。
この日、ラリーと低気圧は正面衝突。
昨日に引き続き、というよりも、昨日よりもひどく雨が続いています・・・。

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幸いだったのは、宿泊がテントどまりではなく、コテージだったこと。
ラリー中期間、雨のなかでのテント撤収はかなりしんどいものがありますので、それだけでも楽です。

今回は荷物の運搬と、整備場所の確保のために、「ミサイルファクトリー」さんのサポートカーをお願いしています。
ラリー期間中は、主催者がテントや着替え等の生活用品その他を運んでくれますので、ライダーは工具や最低限の携行品だけを持って、身軽に走ることができるのですが、重量制限があったり、荷物を置かれた場所が遠かったり。
そんなことだけでも、長いラリーの場合は負担になることもあります。
また、なにより、昨日のように雨の日の夜遅くにゴールして、それからマシン整備をしなければしなければならないとき、マップを仕込む際に濡れてしまったりと、大変なこともあります。
今回は、サポートカーの近くに、こんな整備テントを設営してもらい、雨の夜も問題なく整備をすることができました。

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ざーざーと雨の降る中、雨具を着て、今日も朝7時からスタートです。

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今日のルートは、琵琶湖のわきを通り、京都をめぐり、四国に上陸する650.43KM。
西日本にうとい自分には、今日もどんなルートをとるか、いまひとつ実感もわかないですし、600KM超え!という日本では初体験のロングディスタンスに、雨のゆうつな気分+3時間睡眠の寝不足も加わって、正直どんより気分。

琵琶湖ぞいのルート初体験にも、美しいメタセコイア並木道にもちっとも心躍らず、淡々と距離を重ねていきました。

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そのまま、ルートは西へ向かい、京都市街へ。
京都御所や、京都大学のわきを抜け、鴨川河川敷を遡上。
有名な三条大橋へ。

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初日の雷門のように、なるべく名所を楽しんでもらおう。とルート作成をされた方の意図が感じられ、好天になりつつあるお天気も手伝って、徐々に明るい気分が回復。
嵐山のこんな石畳の道をラリーマシンで走ることもなかなか楽しい経験。

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それにしても、モンゴルの土漠も林道も原宿表参道も、京都嵐山の石畳でも。キマッてしまう80GSBasicは、世界で一番かっこいいマシンだ。とちょっとほれぼれ。
ちゃんとしたカメラで撮ればよかったなあ。としばし思案します。

京都の町をぬけたら、天候もすっかり回復。
雨具を脱ぐことができました。
あっという間の3日間。コンビニやガソリンスタンドの店員さんの関西弁に、1500KM以上の空間移動の実感がようやく湧いてきます。

京都の町を離れて、山の中へ。
初体験の関西の林道へ入っていきます。

林道に入るマップには、時々、こんな指示があり、

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実際には、こんな風にゲートが設置されていて、入るときに開いて、入ったらきちんと閉じておきます。

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これは、近年、増えすぎた野生動物が、人里に下りてきて、農作物を食い荒らす事態が多発しているための措置で、林道を走る我々が、必ず行わなければいけないことであり、マナーです。

と、ゲートの開け閉めをいくつかしていたところで、愕然。
リヤバッグのファスナーが開いていた!
リヤバッグには、工具一式を入れていたため、なくしてしまうと、今日、ビバークにつくまでにトラブルがあっても対処できません。ビバークに着いても、BMWのためだけの特殊工具もあるため、借りることはほとんどできません。
あと5日間工具なし!?ついてねえ!!!。と落胆しまくって林道を駆け抜けていきました。


回復したお天気のもと、ルートは明石海峡を越えて、淡路島へ。
淡路島を経由して、いよいよ四国へ入ります。

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四国に入って、あと一息・・・。というわけではなく、日が傾きはじめた、この時点でもう午後4時半。
ラリーメーターの示す距離は430KMぐらい。
今日の走行距離は、あと220KM以上・・・・。
いつもの40KM/時で計算すると、順当に行っても、あと5時間半。ゴールは10時過ぎ。それから、整備して、いろいろやったら、また寝られるのは12時過ぎ・・・・・?と、このくらいの時間になると、うだうだとこんなことを考え始める毎日でした。

特に、今日はルートブックの予習によると、510KMぐらいから、15KM以上のダートがあるようで、ここには、なんとか明るいうちに入っておきたかったので、先を急いでいたにも関わらず、徳島市内の渋滞がひどく、どんどん時間は過ぎていき、林道に入るころには、すっかり日が暮れて、真っ暗。
このラリー初の夜間林道走行になってしまいました。

このTBIというラリー。
いつもは、四国を舞台として行われ、タイム測定区間である「SS」は、一日のうちひとつは昼間。もう一つは夜。と行われていることが多く、それを知っているほとんどの参加者は、後ろにつかれるとバックミラー越しにまぶしいくらいの光量のライトを取り付けています。
現在は、比較的安価にヘッドライトの強化や、サブライトを購入することができますが、最後に私が出場した24年前は、こういったライトチューンは、高価で、ほとんどの車両はノーマルライトでこのラリーを走っていたので、そのころも大丈夫だったから・・・。と安易な考えでライトチューンをしていなかったため、夜間の林道走行は、とにかく怖く、昼間のSSでは、40台の参加者のなかでも、なんとか16~18位くらいを走ることもできたのですが、夜のSSはぼろぼろ。ステージによっては、ほぼ最下位近く、なんて日もありました。

そんなわけで、比較的先行グループのなかで林道に入ったのですが、林道の手前の舗装路も、道幅はせまく、暗いライトでは視界が悪い。
ダートに入ると、霧も発生して、見えない見えない・・・。そんな状態で、午後8時近く、ようやく最後のCPに到着することができました。

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この真っ暗闇の山の中で、CPを開設しているスタッフさんも、怖いだろーなあ。と同情。

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また、この時点で、通過車両は1/3程度とのことだったので、ライトチューンしてあるとはいえ、15KM以上の林道走行をこれから行うのはさぞかし大変だろう。と霧の闇夜の林道を走っているエントラントを思います。

最後のSSは、12KMほど。
林道走行をしたことがある方ならば、おわかりになると思いますが、ダートの12KMというのは、結構長いですし、それも夜というのはかなり長く感じます。
前記のように、ライトが強化されていない状態では、さらにしんどく、ほとんどツーリング状態でこのSSを終えました。

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結局、この日のゴールは午後10時半。
テントを張って、マップを仕込んで、食事をして、整備を行うと、もう12時。
それでも半数ほどのエントラントは、タイヤ交換を行って、AM1時か2時ごろに就寝。という感じ。
みなさん、タフです・・・・。

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TBI2014 霧島4000KMラリー DAY4

〇DAY4 土佐~高知 499.50KM  

- 今日は人に感謝の日でした。 -


昨日は、このラリーで初のテント泊まり。
深夜1時にテント設営をしての就寝でしたが、雨も降らずに結構快適でした。

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ただ、朝食をとって、荷物をまとめて、、ウェアに着替えて・・・。という日常工程に、「テントをたたんで収納する」が加わりますので、ちょっと朝の時間配分を考えなければなりません。

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ラリーの朝はいつもAM5時に起きるのですが、これらの作業を行っていると、相当段取りよくやらないと、朝のブリーフィングの6:30にあっという間になってしまいます。
スタートは、先頭の車両がAM7時なので、私のスタート時間はそれから30分前後あとなのですが、ブリーフィングには、すべての準備を終えた状態で、出席した方が余裕があるので、朝はいつも忙しいです。

そんなラリーの日々を支えてくれたのが、ミサイルファクトリーさんのサポートカー。
毎日、ビバーク地に先回りして、荷物の積み下ろし場所をライダーの立場で行っていただき、明るい整備スペースと、クーラーボックスには冷えたビールが常備されていましたので、整備や明日の準備の前に一杯!がラリー中の私の日課でした。
そんなライダー以上に過酷なタスクをこなしていただいたのが、こちらもラリー経験豊富な三原さん。
夜遅く帰ってきて、このサポートカーの前で、威厳正しく、ディレクターズチェアに座って一杯やっているお姿を見ると、「ああ!今日も帰ってきた!」と安心する毎日でした。
このしんどい8日間をこなすことができたのは、このサポートカーと、三原さんの姿を毎日見てたから・・・。なんて気もします。

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そして、昨日落とした工具がキャンプに届けられました。
林道に「散らばった」工具をモンゴルでもお世話になったNO2.岩崎さん、NO.25伊山さん、NO.36の小池さんが、「拾い集めて」スタッフのクルマに届けてくれたとのこと。
感謝感謝で、岩崎さんにはビールのお礼と、伊山さんには整備のお手伝い。とお礼をしたのですが、小池さんには、なかなかタイミングが合わず、お礼ができていなかったので、どこかのフィールドでお会いしたら、お礼をせねば!と思っております!!

そんなこんなで、今日もスタート。
3時間睡眠連チャンで、結構ヤレてます。

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また、今日は懸念事項が。
昨日の走行後、リヤドライブシャフトのブリーザーからオイルが噴出。
タイヤやホイールもオイルまみれになってしまうぐらい見た目とんでもない状態に。
見た目もすごいですが、なんといっても、このまま走行すると、シャフトドライブ内のオイルがなくなってしまうのではないか・・?という懸念があったのですが、どこかのシールが壊れているようでは、手の施しようなないので、ブレーキにオイルがかからないような細工をする程度しか措置が出来ず、不安を抱えつつ、スタートしました。

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今日は、499.5KMと、走行距離は短い(?)のですが、ダートが104.35KMもある設定。

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ダートでも、舗装路並みのアベレージスピードを維持しないと、またゴールが遅くなってしまう。という懸念がありますので、SS後の美しい四国の海岸線を通っても、まったく止まらず、距離を稼ぐのに専念しました。

そんな工程の中、幕末の土佐の英雄の一人、中岡慎太郎の生家に到着。
リヤドライブシャフトの様子を確認のため、止まりました。
また、この状態の対処法をご存じの方にアドバイスをいただきたい。とSNSに画像込でUPしていたのですが、2V乗りの大先輩である田中さんから、「画像を見ると、ブリーザーから漏れているから、シャフトのカバー本体に傷がなければ大丈夫」というアドバイスとともに、「ファイト-!」というとっても元気になる書き込みが。
そして、この書き込みを見ていた数分後、TELが鳴り、こちらも2Vで、モンゴルラリーを2回完走しているベテランライダーで、2012年のモンゴルでご一緒した篠原さんより、アドバイスと、励ましのお言葉を直接頂きました。
偉大な2人の先輩ライダーのお言葉と書き込みに、すっかり舞い上がってしまい。この後は、睡眠不足も忘れ、ガンガン走っていくことができました。

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その後は、また、山に入り、100KM越えのダート走行を続けます。
走り始めて思ったのが、「四国の林道って走りにくい!!」ということ。

私のGSのフロントサスペンションは、強化したスポーツバネを仕込み、オイルもかなり硬めのものを入れているのですが、本州の林道ではそれほどハンドルを握る手に振動を感じることはなかったのですが、四国に入ってからは、小刻みに振動を感じるような印象で、「乗りにくい!」と終日思っていました。
全部がそんな路面ではないのですが、四国の林道は、こんな風に「石が埋め込まれている」道が多い。という印象で、それが原因か?と思ったりもしました。

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そして、最後の林道の途中。トリップメーターの調子がおかしくなってきました。
今回は、「ICO」という15年ノートラブルのいつものメーターをバックアップに。メイン用として「RC-7」というメーターを設置してきたのですが、「ICO」が、センサー部分をぶつけたようで、作動不能に。RC-7も、なぜか、1割程度少ない数値を示すようになり、細かい分岐がまったくわからなくなってしまいました。
そのため、NO.42の田中さんにお願いして、残り100KMほどの距離をゴールまで引っ張ってもらいました。

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今日のゴールは「比較的」早い22:00。
今日は、タイヤ交換を行いました。

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タイヤ交換ができないわけではないんですが、ラリー中にやるのは、生来ずぼらな私はなんか面倒くさく、「できれば4000KM交換無しでいこうかな?」なんて思ってたんですが、今日で走行距離は2000KMを突破していたため、タイヤの山がかなりまずい状態に。

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やむをえず、ビールを飲みながら、甚だ不真面目にタイヤ交換を行いました。

そして、もう一つのトラブル。
ラリーメーターですが、ICOの方は、物理的にセンサーが壊れてしまったので、復旧はほぼ望めないのですが、「RC-7」は、このメーターの開発をした川瀬さんがNO26で、このラリーに参加されているので、対策をお聞きしよう。と思っていました。
ただ、いつもなら、比較的早い時間帯でゴールされているのに、12時近くなっても、ビバークに姿はありません。
その間、タイヤ交換や、その他の整備を行っていたのですが「川瀬さんが帰ってきた!」の声にゴールを見ますが、姿が見えません。
お聞きしたところによると、昨日から風邪をひいて、熱が出て、今日はかなりしんどい状態で走っていたとのことで、ゴール時の様子を見た方によると、「一人でバイクから降りることが出来ず、スタッフに抱えられ、そのまま横になってしまった・・・・。」とのこと。
そんな状態の方に、いろいろお聞きするなんて・・・・。
とはいえ、自分も明日、メーターが動かないとまずいので、そんな状態の川瀬さんが、少し回復されて、ビバークにいらした時に・・・・。

・・・・お聞きしました。センサーと、信号を拾うマグネットの位置の調整が必要。と診断をいただき、マグネットとセンサーの位置を調整して、見事復活!
RC-7は、このあと、一度のトラブルもなく、ゴールまでナビゲートをしてくれました。
体調の悪いところ、調整アドバイスをいただいた、川瀬さんには感謝と、本当に申し訳ありませんでした…。です。

今日のビバークの食事は、高知ということで、カツオのたたきが出ました。
薬味もたっぷりで、大変美味でした。

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この日の就寝は「比較的早い」AM1:30ごろでした。 
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