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「LOHAS」なレース

今回は、建築とはなれたハナシです。

今年、参加しようと思っているオートバイのラリーの主催者説明会があったので、いってきました。
私が今年参加しようと思っていたラリーは、延期。ということで、残念でした。

この団体、SSERといい、日本のメディアでは、ほとんど伝えられていないのですが、10年前から、「ラリーレイドモンゴル」というモンゴルを舞台にして、1週間で5000KMほどを走るラリーを主催していて、昨年は、さらに距離を増し、「北京~ウランバートル」という、国境をこえる、まさに「クロスカントリー」なラリーも主催する団体です。
メディアでは、ラリーというと、いまだに「パリダカ、パリダカ」ですが、日本の主催者が、こんなにすばらしいラリーを主催しているのを、もっとメディアは報道してほしいものです。

この説明会で、主催者の方が、さかんにおっしゃっていたのが、ラリーを主催するにも、「環境にやさしく」主催していきたい。ということ。
パリダカ等のビッグイベントは、20日前後の日程で行い、そのうち15日ほどを、周りになにもない荒野にキャンプを張って、毎日の日程をこなしていきます。
参加者だけで、500人くらい、報道関係者100人ほど、オフィシャル100人ほど、サポートチームも含めると、1000人ほどの大所帯。
これだけの人数が移動し、マシンの整備はもちろんのこと、食事、就寝、洗濯、そして排泄までをおこないますから、そのごみの量たるや、すさまじい量になります。
で、それをどうするかというと、すべて「置いていって」しまうのです。
最近ではだいぶ考慮されているようですが、以前は、ラリーの一団が通り過ぎたあとは、ごみの山、あちらこちらに転がる排泄物、それをふいたティッシュペーパーがあちこちに散乱していたそうです。

大量消費、大量生産が美徳だった、80年代まででしたら、こういったやりかたも許容されたかもしれませんが、21世紀に生きる我々にこんなことが許されていけるわけがありません。
この主催団体は我々がこれからも、ラリーというすばらしいモータースポーツを楽しんでいくために、地球環境を維持していくために、環境を常に考えた運営をしています。
ラリー中も絶対ごみは捨てない、食器は使い捨てではなく、すべて参加者が持参し、再利用する。
そんな方針を、我々参加者にも呼びかけます。
こうやって書くと簡単ですが、これは実は大変なこと。
タダでさえ大変なラリーを運営しながら、日々増えていくごみを「運搬」するわけですから。
そんな試みのなかで、さらにおもしろいのが、「エコチャレンジ」部門。
速さを競うのがラリーですが、そのなかで、「燃費」も競うという部門。
一般的にサーキットで行なわれる競技ですが、それをなんと、ただでさえ燃費の落ちる砂漠でやってしまおうという。ある意味、速さを競うよりきびしい競技です。
燃費を考慮して、スピードを落としすぎると、上位に行けないし、荒地でも、砂漠でも、アクセルを踏むのを控えないと、燃費はあがりません。
燃費とスピードの総合力の競技ですから、ぶっちぎりの一位でゴールしたのに、燃費のよい、最下位の車に負けてしまう。という展開もあります。
昨年は、70~80年代のパリダカールラリーで活躍した横田紀一郎さんという方が、トヨタの「プリウス」で参加されました。
あの、街中を走っているプリウスで、ゴビ砂漠をこえ、さらに燃費も競うという過酷な状況。
平均燃費は、12KM/L程度だったそうですが、(それでも、街中を普通に走っているより燃費がいい!)日によっては、30KM/Lという日もあったそうです。
ちなみに、パリダカに出場した、篠塚健次郎選手のマシンの燃費は、1.3KM/Lだったそうです。
パリダカとほとんど変わらない地形を走っていながら、この燃費は本当にすごいです。

F1や、サーキットで行なわれている、記録追及のための、大変な資源の浪費が行なわれるモータースポーツもありますが、あえて過酷な状況のなかで、「環境にやさしい」LOHASなモータースポーツを目指すこういった団体が日本にあることが、とてもうれしいことです。

この団体は、自分たちの専門である「ラリー」で環境にやさしい、試みをしています。
我々も、それぞれの自分の専門分野で、こういった試みを何らかの形で示す時代になっているのかもしれません。

でも、私は、「エコチャレンジ」に出場するのは、まだ先になりそうです。
まずは、普通の2輪車で完走しなくては…。

今回、建築とははなれたお話しでした。



高度に改造されたラリー車ですら手こずるこんな荒野を、燃費をも考慮しながら順位を争う。
とっても過酷な競技です。





 
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レース参戦

60分耐久のオートバイレースに参加してきました。
練習不足、準備不足、おまけに前日の業者会のあとの準備だったため、2時間ほどしか寝られず、当日はエンジンがかからないトラブルがあったにも関わらず、結果は、44台中8位。



今シーズンの初戦だった割には、なかなかの成績でした。

今回、レースが行なわれた会場は、大井松田の「コマツ」の試験場。

クレーン、ブルドーザー、大型トラックなんかをつくっているあのコマツです。

様々な状況で、これらの重機をテストしなければならないため、敷地はとても広く、総勢100台ほどのオートバイが走り回っても、なんの問題もありません。
普段は、立ち入ることが出来ず、年8回ほどのレースの時だけ、使うことができます。



先日、上場廃止が決定したある会社は、「会社は株主のものであり、利益は株主に分配するべきものだ」。と言っていた社長さんがいましたが、そういった利益を、株主に分配するだけでは、ああ儲かった、損した。だけで、なにも形にはのこりません。
マネーゲーム化している現在の市場の状況ではなおさらです、

利益を会社の設備に投資しても、投資を行なった施設を、一般の方のレクリエーションに解放、一般の方に使用してもらえば、企業の利益を様々な形式で「形に残す」ことが出来ると思います。

それが目に見えない形での社会貢献になり、それがひいては、会社のイメージアップにもつながっていく思います。

有名なスポーツ選手や、F1等のメジャーなモータースポーツのスポンサードで、直接的な経済効果を求めるのもいいのですが、こういった市民スポーツの普及のために、自分たちの施設を積極的に開放している「コマツ」という企業は、本当にすばらしいと思います。



重機のテストのために、こんな悪路も設定されています。
オフロードレースのときには、セクションとして活用できます。



パワーショベルのテストのために、砂利、砂、石をすくうテスト施設もあります。
テスト施設の前を、レース車が駆け抜けていきます。

 
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