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違法行為とその背景

今回、建築とまったく関係のないお話しです。


先日テレビで、「河川敷を走る迷惑バイク」のような番組をやっていて、納得できない部分がかなりあったので、一言。


番組は

 「河川敷に勝手にコースをつくって、走り回っている輩がいる、けしからん!」
 「住民は、みんな迷惑している、けしからん!」
 「河川敷を監理する国土交通省も黙認している、行政の怠慢けしからん!」
 「河川敷はみんなのものなのに、バイクが占拠している、お散歩もできない。けしからん!」
 「自然破壊だ、けしからん!」

そんな感じの趣旨でした。

この論調で、ある出来事を思い出しました。

埼玉県桶川市に、HARPという、ホンダの経営するモトクロスコースがあり、
当時は、全日本GPが開かれたり、週末は多くのライダーが訪れ、周辺のお店で買い物をする等、対して観光の目玉のない(失礼!)桶川の観光施設の一環のような感じでにぎわっていました。
モトクロスレースをやるものにとっては、「オケガワ」というだけでわかるくらい、市の知名度UPにも役立っている施設でした。

しかし、2000年、朝日新聞が、「HARPモトクロスコースのある土地は、農地で、用地転用をやっていない。用地の目的以外の使用を放置していてよいのか!」という趣旨の記事を掲載。

この報道を発端に、HARPは、閉鎖。

現在は、なにを生み出すことのない、荒地になっています。

当時、よく、桶川に走りに行っていた、20代の私は思いました。

「誰がけしからんって言ったの?誰が迷惑したの?法律上は、違反かもしれないけれど、みんな喜んでるじゃないか、コースのせいで、桶川の町も潤っているんでしょ?それなのに、なんで閉鎖なの?コースの近くの商店のおじちゃん、おばちゃんもライダーが買い物に来るから、やっていけるんだろ?コースが無くなったら、あんな店つぶれちゃうよ。」。

「コースの近くに住んでる人たちも、みんなモトクロスが好きじゃないか、誰が文句言っているの?朝日新聞だけじゃないか?」

と言っても、行政の立場としては、「違反だろ」といわれれば、「そうです」といって、必要な措置を取るしかないわけで、まったく誰も迷惑をしていないか?と言われれば、いないわけは無いです。
ただ、モトクロスコースに限らず、野球場だって、サイクリングコースだって、ゴルフ場だって、誰も文句を言わない施設なんかないですよね。

そりゃ、マイクを突きつけられて、「なにか迷惑してますか?」といわれれば、「そういえば、バイクの音がうるさいわねえ、」って言う人もいると思います。

これをいうと、水掛け論になってしまうんですけど、この下流にある広大な河川敷ゴルフ場はどうなんでしょう。
「本当に農地転用しているんですか?こんなに広く占拠されたら、お散歩も出来ませんよね?農薬の問題は?」ってなります。

結局、言いやすくて、反論ができるような後ろ盾を持っていない人を、たたいているだけじゃないのでしょうか?

学校でトイレでタバコを吸っていたり、いじめをやっているのに、そいつが不良で怖いので、注意できないくせに、気の弱い生徒が遅刻しただけで、鬼の首取ったかのように大騒ぎして注意する教師みたいな感じです。

この番組のコースがどんな背景で運営されているのかは、わかりませんが、コースの管理者の方と、国土交通省の方が会ったうえで、役所が黙認していたのなら、黙認する理由があったはずです。

私の知っている河川敷コースの管理者の方は、20年以上も、河川敷コースを運営していました。
この河川敷は、不法投棄が多く、ちょっと目をはなすと、産業廃棄物の山になり、なかには、車を捨てていく連中までいました。

この管理者の方は、コースを運営しながら、こういったごみの処理も黙々と続けていました。
コースを走る人たちも、この管理者の方の趣旨に賛同して、走る前、走った後は必ずごみ拾いを行ない、自分達で処理していました。
私もやりましたが、その都度、相当な量で、処分するのも大変でした。

不法投棄をする輩も、「あそこは、バイクに乗っているやつらがいるから、捨てにはいけない」、という感じで、周辺に比べても、違法投棄は、ほとんどありませんでした。

それでも、集めたごみは、相当な量になったはずですから、処分の費用もかなりなはずです。
小さなバイク屋さんを経営するこの方の利益なんか、このコースのごみ処理で消えてしまったんじゃないか。と思います。


こんなこともあったので、河川敷を監理する機関も「黙認」というカタチを取っていたのだと思います。

そのうち、ある出来事があり、コースは閉鎖になりました。
そのときの名目は、「河川敷の自然保護」。でした。

そのとたん、周辺は、違法投棄の山になりました。

「自然保護」を訴えて、コースを閉鎖に追い込んだ団体の皆さんは、1回か2回、清掃作業をやったようですが、それっきりでした。

結局、投棄をする人が入れないように、頑強なゲートが入口に築かれ、一般の人は入れなくなりました。「お散歩もできなく」なりました。

それでも、ゲートの隙をついて違法投棄は続けられ、コースのあった周辺は、ごみの山です。

報道されたケースが、どんな背景を持っているのかはわかりませんが、ほとんどの河川敷コースは、こんな感じで運営されているのを、私は知っています。

確かに、河川敷をバイクで走ることは、「正当」な行為ではありません。
「違法行為!」、と言われれば違法行為です。

ただ、違法行為が放置され、黙認されている現場というのは、その行為が継続している場合には、なんらかの背景があるはずですから、ジャーナリズムに関わる人は、そこまで踏み込んで、なぜ、違法行為が発生しているのか、違法行為をしている人側の事情は?、など多面的な取材を行って初めて公に問うべきです。

直線的な正義を振りかざしたり、おもしろおかしく報道するだけではいけない。

メディアリテラシーの立場として考えると、そう思います。








 
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準備不足

現在、募集中の設計の方を採用するにあたって、求人雑誌に掲載するため、広告代理店の方とお会いしました。

なるべく、有効な広告が打てるように、業務の合間をぬって、なんとか時間をつくり、代理店の方にお会いしました。

当日は営業の方とデザイナーの方がいらして、1時間ほどお話し。
営業の方は、広告の大きさ、金額、有効な掲載方法などを聞いて、デザイナーの方は、ビジュアル的なヒアリングをしていきました。

書類をつくって、来週に・・・。ということだったんですが、出てきたのは、「こんなふうにすると良いと思います。この掲載では、○○円になります」。と、3行ほどの文章が名刺の裏に書かれたもの1枚。

「コレだけ?」とお聞きすると、「もっと、詳しくお聞きしないと、詳しい見積りは出せません・・・・。」という回答。

こちらも、忙しい業務の合間を縫って、打ち合わせをしたのに、その結果が名刺の裏にかかれた文章一枚とは・・・・。


住宅や、店舗を建てる際の初回ヒアリング。
本当に緊張します。

最近は、HPや、雑誌等で、私の仕事のやり方や、作品を見ていただいて、ご連絡いただける方が増えたとはいえ、施主さんには、様々な選択肢があるわけですから、初回PLANを出したとき、施主さんの意図から大きく外れてしまっていたら、「はい、おしまい。」、になってしまいますから、初回ヒアリングの日、初回PLAN提出の日は、本当に緊張します。
前の日は、眠れないくらいです。

そんな感じで、普段、プレゼンや、ヒアリングをしていますから、今回の方のこの対応、本当にアタマに来ました。

それぞれの業種で、仕事の進め方は違うのかも知れませんが、「求人」というのは、とにかく、早く進めたいわけですから、そんな悠長なことはしていられません。
また、自分の準備不足、失敗があった場合は、早急にフォローをすべきです。
しかし、この方、「申しわけありませんでした。」で終わりです。

ですので、この方はさっそく、「はい、おしまい。」になりました。

申しわけありませんが、こちらも、真剣に準備をして、仕事をやらない方とお付き合いする時間は無いのです。




 

3分で完成!

昨日、2件同時に上棟が行なわれましたが、その際、これを組み立てました。
棟上後、一番高いところにつけるコレです。



コレは、ばらばらになった状態で、箱に入ってくるのですが、これを組み立てるのは、結構大変。
いつもは、作業が「そろそろ終わるかなあ?」というころに、現場で組み立てるんですが、今回は、当日、現場が忙しそう。ということで、前の日、事務所で組み立てていました。

で、箱にはこんな風に書いてあるんですが、



完成後、時間を見ると、20分ほど経過。
いつもながら、苦労します。

「上棟セット」の中に入っているかわいい「鶴亀」。
記念品として、後で、施主さんにお渡しします。





 
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