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20坪の敷地に建つライダーのためのガレージハウス A邸

20坪は決して狭い面積ではありませんが,

1. 4Mの長さのワゴン車をを1階ガレージに.。
2. オートバイを整備できるスペースを。
3. オープンキッチン、4. 吹き抜けのある明るいリビングを、5. 4人家族で住み、寝室を3つ。
加えて、高度制限、北側斜線と続くと、なかなか難しいものがあります。
そういった条件を踏まえ、予算制限も厳しいなかで完工したのが、このお宅です。

・構造  :  木造3階建て

・敷地面積 : 19.8坪

・建築面積 : 12坪

・延べ床面積  : 28坪

・所在地 : 東京都板橋区

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 限られたスペースを有効に使うため、2階のリビングには、8帖の大型デッキが隣接しています。
全開口サッシを開くと、15帖のリビングは、23帖に広がります。  

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2階リビングは、吹き抜けと階段によって、明るさをもたらします。私の設計の基本姿勢。家事を行う奥様を一人にさせない!
で、対面式キッチンには吊戸棚を付けず、オープンに。
コンロの前も、耐熱ガラスとし、家事をしながら、リビングのテレビが見られます。

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限られたスペースに効率よく採光と通風をもたらすため、吹き抜けにハイサイドライトを設置。
3階廊下は、格子廊下としました。
通風と、格子状の柔らかな光が差し込みます。

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2階の床材は、メープルの無垢材を使用しています。
含水率の低い材料を使っているので、床暖房に対応できます。
ガス床暖房のおかげで、快適さと、肌触りのよさを楽しめます。

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スペースが限られた住宅でも、電話と、携帯電話置き場はしっかり作るようにしています。
これがないと余計な家具が増えてしまいます。
ここは、1階の玄関を開け閉めするリモコンがあったり、テレビモニタつきインタホンのあるこの家のオペレーションスペースにもなっています。
洗面所の扉を開くと、使えなくなってしまうのが難点ですが、あまり不自由は感じません。

その上のちょっとしたスペースに作った「神棚」。
完工してから3ヶ月、ここにおさまる神棚がなく、苦労しましたが、ぴったり収まるものを見つけました。
神様が3人も?入る優れものです。

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「2種高度」の斜線制限で、3階居室はすべて勾配天井になっていますが、家族4人でお休みになるのに、あまり不自由は感じません。

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予算の関係で、3階の床には床暖房を入れることが出来ませんでした。
その代わり、床には「桐」のフローリングを採用、傷つきやすい素材ですが、紙やすりですぐ修正できます。
空気を含んで、あったかいので、この上にお布団を敷いてお休みになっています。
布団で寝たいけど,畳はやだなあ。という方にも、お勧め素材です。

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このお宅で、おそらく一番コストのかかった部分がこれ。
ロートアイアン製の手すりです。
軽快なイメージのある居室に、本物のロートアイアンが、重厚感を見せてたたずんでいます。

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高さ制限の関係で1階の床レベルと、GLの高さが一緒。
それでも1階の天井高さは、2.1Mしかありません。
そのかわり、床を組むコストが要らなかったので、そのコストで、廊下には、テラコッタタイルを張りました。

耐力壁がたくさん必要だったので、それを活用して、収納にしました。

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これだけコンパクトな住宅ですが、長さ4.5M、幅1.7M、高さ1.8Mのワゴン車が納まるビルトインガレージがあります。

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電動シャッターがゆっくり開いて、小さな家から、この大きな車がのっそりと顔を出すと、道行く人は、みなさんびっくりします。

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ガレージだから、配管むき出しでもいいや!
で、配管をむき出しにし、防音措置すらやってません。

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車が入っても、バイクを整備するスペースは十分あります。
大容量の電気で、大型工具も使えますし、大型シンクのある水栓からはお湯も出ます。
洗車も、泥まみれになった、オフロードブーツの洗浄もできます。
工具は、大型のSNAP ONの「赤い工具箱」に収納します。
内壁は、ガソリンや、薬剤に強いガルバリウム鋼板を断熱材入りで張りました。
東京23区の、20坪程度の敷地でも、こんなガレージは作れます。

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ジョリパッドに軽くパターンをつけた外観。
デッキと一体化したセランカンバツ材の手すりは、個性的なファザードになっています。
北西向きで、決して恵まれた敷地ではありませんが、設計の工夫により、明るく、快適な住宅になっています。

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