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首都高5号線事故からみる近未来予想

先日起こった首都高速5号線のタンクローリー横転事故。
渋谷区、品川区、目黒区へ行くときには、5号線を通らねばならない当社にとっては、こんな状態で都心に行くのは一苦労。

なんとか、1車線は復旧したようですが、それだけでは、大量の交通量はさばききれません。
関越からの車両、C2に行く車両、C1環状線に行く車両すべてが集中するところだけに、板橋ICの周辺もいまだに混雑がつづいています。

たった1箇所トラブルがおきただけでもこんな状態になってしまう、いきあたりばったりの都市交通のもろさを見た感じがします。

この事故の損失額は、通行料の減少で、1日5000万円、経済損失は16億円。
道路の修繕費を含めると、11月の復旧までにいったいいくらかかるのか。
道路公団の会見ですと、運送会社の保険でまかなう。とのことですが、道路修理費を除いても、40億円以上の負担をしてくれる保険会社なんか聞いたことありませんから、無理ですよね・・・。

で、またこの事件をいつものように、ひねくれた近未来象として見ると・・・。

道路公団幹部A 「今回の事故で、とんでもない損失が出た。いったいこれだけの損失額を、
           どうやって穴埋めするんだ。
           あんな小さな運送会社の保険では、道路の修理費用すら出ないだろう。」

道路公団幹部B 「そうですよね。でもほら、そろそろ距離別に通行料を上げていく方式が始
           まりますから、それでなんとか・・・。」

道路公団幹部A 「結局あれは、実質値上げであることがばれてしまって、始めることが出来
           なかったじゃないか。」

道路公団幹部C 「でも、今回の事故によって、利用者が道路を壊したときの対処がなされて
           いないことが、国民に知らされたんですから、補填する制度をつくればい
           いんじゃないんですか?道路を利用して、多額の損失がでる事態になった
           ら、一般の保険じゃ対処できないんだから、事故を起こして道路を破損させ
           たときに、首都高利用者が、補修費用を捻出することができる保険に加入
           させるんです。」

道路公団幹部A 「1日に一体何万台の車が首都高を利用すると思うんだ。
           1台1台その保険に加入していることをチェックするのか。そんな手間のか
           かることをしたら、もっと首都高の利用者が減って減益になるぞ。」

道路公団幹部C  「だから、すべての車がその保険に加入するようにすればいいんです。
            国土交通省の友人に聞いたんですが、平成21年10月1日から 
            「住宅瑕疵担保履行法」というのが施行されるそうで、これか
            ら住宅を建てる業者は、保険に加入するか、供託金を納めなければなら
            なくなるそうなんです。

            お金を納めないと、確認申請をおろさないとか、いろいろペナルティがあ
            るので、業者はお金を払うか、保険に加入しないと、家を建てられない状
            態になるらしいんですよ。

            先日の姉歯事件のように、建ったあとに欠陥が発見されたらその建物の
            建替えの費用をその保険でまかなう。というのが目的らしいんですが
            ね。」

道路公団幹部A 「それで・・・?」

道路公団幹部C 「つまり、これを参考にすればいいんですよ。今回の事件で、こんな事故を
           起こしたら、わが社はつぶれてしまう・・・。とあせっている運送会社はたく
           さんいるはずです。この機会を利用して、たとえば、この保険料を加えたか
           ら、通行料金が上がった。
           上げる理由は、みなさんが道路を壊したら、この保険を使うから仕方ないで
           しょ。とか、車検の手数料に「道路瑕疵担保履行税」なんて名目で、リサイ
           クル税みたいに、払わないと、車検を通さない。なんてシステムをつくれば
           いいんです。

           ついでに、この税金を運用する財団法人もつくれば、国土交通省の役人
           のみなさんの雇用も促進できて、一石二鳥どころじゃないですよ。」

道路公団幹部A 「すばらしい!この事故の印象が薄れないうちにこの提案を実行しよう!
           メディアも通して、この制度がないと、あなたの会社の車が事故を起こし
           たとき、大変なことになりますよ・・・。とあおってもらおう!」


なんてことが、密室で話されてなければいいですけど・・・・。
            

通常ですと、15分~20分程度で竹橋までいけるのに、現在は、1時間以上かかっています。
こんな状態では、首都高にのろうなんて思いません。

 
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エルニド本栖と確認申請

今週末は、毎年参加している富士5湖近くで開かれる「エルニド本栖」だったんですが、業務多忙のため、参加できそうもありません。
昨年は、10戦もレースに参加したんですが、今年は建築基準法改正の影響がまだまだ続くため、確認申請業務がなかなか進まず、レース参加もなかなか難しい状況です。
特に、今回のレースの行われる「本栖ハイランド」は、今回のレースで閉鎖されるとのことで、ぜひとも参加したかったんですが・・・・。

ただ、申請業務が進まないとは言っても、影響を受けているのは、RC、木造3階建て。

現在、お打ち合わせ中の木造2階建ては、6月にお引き合いをいただいたのに、来週には申請がおりて、来月着工できる状態になりそうです。
法規的にも、構造的にも、木造は2階建てと、3階建ては、まったく別物。と考えないと、施主様にもご迷惑をかけてしまうし、会社としての業務にも問題が出てくる。といった感じです。

事前打ち合わせを含んでも、1カ月程度で申請のおりる木造2階建てですが、「原則変更禁止」は一緒。
「とりあえず申請をだして、後で決めればいいや」。としていると、施工中、完工後に「ツケ」がきます。
 

東京タヌキ!

今日の読売新聞の記事。
以前、このブログでもご紹介した東京のタヌキのおはなし。

この記事にもある本の著書である宮本さんは、「東京のタヌキ」の研究をされていて、その結果をHPに掲載されています。

前回の私の目撃情報も、こちらにお知らせしましたので、板橋区のデータになっていると思います。

なにもかもきちんと整備されているような東京23区で、たぬきさんが当たり前に住める「余裕」のようなものがある街って、なんとなくいいですね。
 

みのむしマンション

バイクで移動中、信号待ちで止まった中央分離帯でみかけた、鳥にも人にもじゃまされない「みのむしマンション」。

バイクで走っていると、車では気づかないものが目に入ります。
 

100年住宅

政府が音頭をとって、始まった「100年住宅」。いつの間にか、目標は「200年住宅」に。

実際に今の住宅が物理的に100年、200年保つのだろうか?という議論はとりあえず置いといて、こんなふうに考えてみました。

「100年住宅」という言葉が出ると、いつも聞こえてくるのが、こんなハナシ。

「外国の住宅は、100年以上保つのに、なぜ、日本の住宅は、30年くらいしかもたないの?」

そりゃそうです。
雨や湿気の少ない風土の国では、それほど気を使って建てなくても、家は保ちます。
日本という国は、世界でもまれなくらい高温多湿。雨も降れば台風も来る。
家にとってはかなり過酷な風土。
そのうえ、決して地盤もよくない、地震も多い。

そんなフィールドであることを考慮しないで、

外国は長い期間建て替えをしないで、同じ家が建っている=職人や設計者が優秀。

日本の施工者や設計者の技量  欧米の設計者や施工者の技量。

という理由で「日本の家は長く持たない」というのは、違うと思う。

日本の技術者のモラル、気概は世界的にも非常に高い。

それでも、長年、20年程度で家を建替えていたのは、当時の一般庶民の家は、建てる人の予算とクォリティのバランスを考えると、それくらいのスパンで家を建替えないと耐えられないくらいの気候、こまめに建替えてもOKな社会情勢だったからだ。

「じゃあ、日本という同じフィールドに建っている法隆寺や、五重の塔は?何百年も建っているじゃないか!」という意見もちょっと違う。

こういった建物は、予算を度外視したクォリティで建てているから。
庶民の住む家と比べることが問題外。 


また、日本という国は、家をこまめに建替えることで、産業が成立していた国だと私は思う。

昔から、「家づくり」は、林業やその他の産業を栄えさせるひとつの方法でもあったのだ。

  
当時は、家を建てる需要と、森林の木が出荷できるスパンがほぼ一致していた。

家を建替える → 木を出荷する → 林業関係者が潤う → 山に手入れが行き届く。→  手入れの行き届いた豊かな森林が残る。→ 緑豊かな国土が形成される。

というルーチンができていたのだ。

現在は、

家を建て替える → 外国から安い建材を輸入 → 国内の林業関係者の仕事がなくなる → お金がないから、山に手入れが行き届かない → 緑豊かな国土が荒れていく。

というルーチン。
この原因を作ったハウスメーカーの方々が、「100年住宅」を提唱していることには、非常に矛盾を感じる。


現在のような輸入建材がほとんどではなかった時代。ある程度のスパンで家を建替えること
は、日本の一つの文化だったのだ。

事実の表面だけをみて、「建替えはいけない」、「家を長い期間建替えないのは、エコだ。」というのは、ちょっとピントがずれていると思う。

一般庶民は、とんでもないコストを掛けて、100年持つ住宅をつくるより、ある程度のスパンで、建替えをすることを前提として、てごろなコストで「今の自分に」快適な住宅を作る。そういった気風だったのだと思う。

また、森林は、人間の手が入らないと荒廃していく。
そのためには、「木材を切らないために、家を建てない」のではなく、国内の木材を積極的に使い、森林を手入れする費用を捻出する必要がある。

「林道ツーリング」で山に行くと良くわかる。
バイクで入れる「林道」は、ほとんどが林業関係者が使っている道だ。
そこからは、現在の山の様子がよくわかる。
関東近郊の一切手の入っていないほっぽりっぱなしの森林は荒れている。
先日参加した、「ツール・ド・カムロ」で紹介した、「山形県金山町」は林業が盛んなので、森林は本当に美しい。
適切に手の入っている森林は、しっかりしたスパンで、材を出荷できるように、木が育っている。

木が出荷できる状態になる間は、積極的に間伐を行い、間伐材を割り箸等に加工して、販売して、その費用をつかえば、林業も潤うし、次の世代の木も快適に育つ。

自然が浅く、植林された山の多い日本の森林は、屋久島や白神山地など、一部を除いて、ほっといて維持できるものではないのだ。
そんな背景があるにも関わらず、ある山で、スギ林を見て、「エコ」推進議員さんが、「手付かずの自然の森って本当にいいですね・・・。」なんて言っていたのを聞いてびっくりした。
こんな人が、かじ取りやってて本当に大丈夫なのか…。

整然と並んだ杉林は、常に手入れしなければいけない「植林」なんですよ。


そして、時代によって、生活スタイルも変わってくる。
たとえば、30年前、最新のスタイルだった公団の団地に今の20代~40代の人が快適に住めるのか?

前の世代の価値観を押し付けられてはたまらない。

家を建てることは、一つの経済活動だし、国産材を使えば、森林を維持することができ、それが「エコ」だと思う。
きちんとしたポリシーのもとで、適切なスパンで家を建替えることは、家にかかわる関係者みんなが潤い、森林を維持管理できる一つの方法。

高いお金をかけて、長くもつ住宅を作ることは、我々のような一般庶民。特に、日々の生活や、土地に予算を食われてしまう都市圏では、無理。

そんな住宅は、法隆寺や、五重の塔のように、お金を徹底的にかけなければ建てられない。
お金持ちの女優さんや、議員さんにしか世間でいうところの「エコ住宅」なんか建てられない。


政府の政策が成功して、「100年住宅」が、あちこちに建っている未来の日本のある親子の会話。
        
父  「おい、この家、お前にやるぞ。この家は、100年持つ住宅なんだからな。あと70年は
   大丈夫だ。大事に住めよ。」

息子 「えー、確かに丈夫な家かもしれないけど、外観も今風じゃないし、間取りや造作も僕
    の趣味と違うし、設備やレイアウトも、お父さんの時代には最先端だったかもしれない
    けど、 僕の趣味にはあわないよ」

父   「ばかもの、そんなことをいっているから、今の若者はダメなんだ。
    いいか、一軒家を建てるのに、どれだけの資源とエネルギーが使われると思っている
    んだ。環境を考えると、今の家にそのまま住むのが、地球のためにはベストな選択な
    んだ!」

息子   じゃあ、建築業や林業をやっている人の仕事は無くなってしまうね。
     そういえば、「100年住宅」がたくさんあるから、最近では家を建て替える人が少なく
     なったね。大工さんや工務店も、大分少なくなったし。
     国産材もほとんど使われないから、林業をやる人もいなくなって、手入れが入らない
     から、山も荒れ放題で、植林だった山が崩れたり、崖崩れが多くなったみたいだね。 

父   いいじゃないか。山がそのまま手つかずで残っていることこそ、「エコ」なんだ。
    がけ崩れもその一環だ。
     この100年住宅の政策が始まったころの国会議員さんも、そう言っていたぞ。
     
息子  まあ、地球には優しいのかもしれないけど、僕らの世代には、新しい家をつくる楽しみ
     ってのはなくなってしまっているし・・・。
     確かに、この家は、配管や、間取りが変更しやすい仕様になっているけど、自分好み
     にリフォームするお金を考えると、そのコストでこの家より小さいけれど、自分の好
     みの家が作れそうだ。
     お父さん、この家くれなくていいからさ、その分お金でくれない?
     そのお金で、東京23区で、20坪くらいの敷地にコンパクトだけど、僕好みの家を建
     てるからさ・・・。」

父    「・・・・・。」


結果、あちこちに、「100年持つ」誰も住んでいない。もしくは、老夫婦だけが住む家がいっぱい・・・。当時はおしゃれで最先端の流行のデザインだったけど、どんどん高齢化が進み、ゴ
ーストタウン化している現在の公団みたいな状況が、100年後に再現された・・・。なんてこと
になったりして。

実際、私が建て替えを依頼される施主さんで、「家の耐久性が落ちたから、壊れそうだから建
替える」という人はあまりいません。
「自分好みの家にしたいから」という動機がほとんどです。

「エコ」のために、100年住宅、200年住宅を提唱するのもいいですけど、私が勝手に考える家作りの政策。

? 住宅の耐久性に関しては、特に基準を設けない。それよりも、ライフスタイルに応じた生活
  の変化に対応できる仕様を推奨する。(配管の交換を容易に、将来トイレや、浴室が増設
  できるように、先行配管をしておく等)。 これは、すでに指針にありましたね。

? 国内の林業に、金銭的、制度的なバックアップを行い、国内材が、輸入材と同等の価格
  で、一般ビルダーの手に入るような体制をつくる。
  国内で供給された材を使うと、補助金が出る等、ビルダーにもメリットのある制度をつくり、
  ビルダーに国内材の積極的使用を促す。

  積極的に国内材を使う=林業が潤う=森林の維持に繋がる=自然環境保持、森林の保
  持にもつながる。を指針とする。

? 「長く持つ家を建てる」を目指すのではなく手頃な価格で建てられ、適切なスパンでのスク
  ラップ&ビルドを前提とした家を、「地場ビルダー」が建てることを指針とし、「その時代の
  施主」の価値観に応じた個性的な住宅づくりをおこなっていくことを支援する。


最近流行の「建てたら100年持つ、200年持つ」。という200年住宅の指針からは、逆行し
ますけど、今後数十年、「建築」という仕事をやっていく立場としては、私はこんな意見です。



 

唯一の注目競技

終盤に入っているとはいえ、テレビはまだまだオリンピック一色。

正直あまり興味はないのですが、なんとなく見てしまう。

その中で、私が注目していたのは、今回から正式種目になったBMX。
自転車を使ったモトクロス競技です。

メジャー競技に隠れて、ほとんど報道されていませんが、2輪つながりで応援してました。
いきなりメダル!!にでもなれば、フェンシングの太田選手のように、BMXも一気にメジャーに.。
その勢いで、バイクのモトクロスも、メジャーに!!!。

なんて思っていたのですが、残念ながら、日本の阪本選手は、予選32位で決勝には進めなかったようです。

長いこと、スポーツというと、バイクしかやってなかったので、オリンピックってなんか惹かれなかったんですが、次のオリンピックからは、BMX日本選手の活躍にさらに期待!です。





 

枝打ち

いつもリフォームや改装のお仕事をいただく施主様宅へ請求書をお持ちしたところ、植木鉢に植えられた大きな木の処分に困っているとのお話し。

枝振りが立派なので、施主さんには処分が難しそう。
で、枝打ちのお手伝い。
こういった葉(?)は、昔ならば燃やしてしまえば、あっという間に処分できてしまうのですが、都内では焚き火禁止。
これをまとめて、産廃としてごみに出します。

残った木本体も別にしてごみにします。

木一本捨てるんでも、一苦労なのが、今の東京です。




 

かぶとむしバトル

夏休みの子供につきあって、区の主催の「カブトムシバトル」に参加してきました。

自分の自慢のカブトムシを持ち寄っての大会。
対決のほか、木登りレース、綱渡り競技、クイズ大会ともりだくさん。
我家は、卵から育てた自家製カブトムシで参加。

素人飼育なので、お店で売っているカブトムシとは、体格の差はあきらか。

それでも、「闘うより、フットワークで勝負」の作戦で、Aブロック決勝まですすみ、善戦。

周りからも応援される人気に。

子供と楽しんだ夏休みの一日でした。


 

頼りになる相棒

今日から、ほとんどの会社はお休みです。

お休み明けと同時に、進行中の確認申請書面提出、修正をすませたいので、今週中はお仕事の予定。

また、窓口が混んでないこの時期を使って、役所関係を回り、必要書面取り寄せ。打ち合わせをしてきました。

法務局×2、審査機関×2、区役所、税務署、都庁・・・・。と今日一日で回りました。

こんなとき頼りになるのは、やっぱりハチマル。

スイスイと駆け抜け、駐車場が満杯の時も、駐車料金はかからない。

頼りになる相棒です。
 

「普通」の工務店の新築受注が難しい

近所の知り合いの工務店さんから、木造3階建ての設計と確認申請を通してくれないか?と相談を受けました。

創業30年の工務店さんで、施工ノウハウも十分な会社。
ただ、ほとんどの工務店さんがそうであるように、設計者がいない。
20年ほど前は、棟梁や、社長が簡単に書いた平面図ぐらいで見積もりをだして、お客さんと打ち合わせ。
ある程度の仕様で、確認申請だけを知り合いの設計事務所に頼んで、あとは、「建てながら」、お客さんと打ち合わせをしていけばよかったんですが・・・。

特に、敷地の少なくなった東京では、小さな敷地に建てざるを得ないので、自然、木造3階建てになる。
現在の木造3階建ては、経験と知識が必要だし、都会特有の法規との戦いが待っていますから、簡単には進みません。

東京の町場の工務店さんが、施主さんから直接新築を受注できない原因は、主に3つ。

第一に、施主さんが、たくさん勉強しているので、昔の知識しかない「勉強していない」レベルでは、お客さんを納得させられるPLANがつくれない。
いくらPLANを出しても、まとまらない。

第二に、基本PLANの段階で法規を意識していないと、現状の確認申請の基本姿勢。「確認申請済み後の原則変更禁止」があるため、すべて着工前に決めなければいけない。
以前のように、「作りながら」では対応できない。

第三に、現況の建築基準法下の、確認申請業務は手間と時間がかかりすぎるので、設計事務所が「工務店からの設計業務の丸投げ」に対応できない。
確認申請が通せないから、受注できない。


この工務店さんも、新築がとれないので、ここ数年はリフォームと、不動産屋さんからの建売り住宅しかやっていなかった。
久しぶりの直請けの新築なので、なんとしても取りたい。とのこと。
ただ、私も木造3階建て2件と、2階建て1件の確認申請を抱えている状態なので、お手伝いは無理。
私がお手伝いいただいている事務所さんも、「法規をある程度クリアして、施主さんの要望を取りまとめてから」でないと、木造3階建ては手間がかかりすぎる割には、依頼料が安すぎるので請けられない。とのこと。

PLANのつくれない工務店の依頼で、施主さんと打ち合わせをして、PLANをつくって、工務店に引き渡す。というのは、時間がかかりすぎて、無理。
昔のように、1回か2回の打ち合わせで済んで、構造計算もなければいいけど、打ち合わせをしてから、お金がもらえる=確認申請が降りる。までが1年弱もかかってしまうんでは、とても割りにあわない。
確認申請を通すことをある程度考慮した基本PLAN、構造計算を考慮したPLAN、施主さんとの要望を取り込んだ基本PLANを出してくれれば、手伝ってもいいんだけど・・・。

ただ、そこまでできるんだったら、自分でやったほうがいいし、そういうことができないのが、普通の工務店です。

昔のように、「頼むぜ棟梁!」、「ようがす旦那!」の関係が成立しない現在。

町場の工務店さんが、普通に新築を受注するのは、大変難しい状況になっています。





 
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