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何を優先するか。

以前もご紹介したように、当社施工は、屋根、床ともに、材料を工場で「プレカット」して、現場加工を極力少なくするようにしています。

これは床の構造も兼ねる合板。
こんな風にナンバーを記載しておき、割り付け図にしたがって置いていきます。

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屋根、床だけではなく、構造とは直接関係のない「間柱」。

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「筋かい」も、すべて事前に寸法を出して、加工。
ナンバーを記載して、現場に搬入します。

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以前も書きましたが、この加工をしておくことにより、現場での「切ったはった」を少なくすることができ、工期の短縮、御近所への騒音の軽減をすることができます。

加工されていない材をそのまま搬入して、現場で何日もかけて加工。組み上げていくことも大工の腕の見せ所!でとてもよいとは思うのですが、その間、雨に何度も降られて、材を何度も濡らしてしまったり、現場での作業工期が伸びてしまうのは、あまり気分のいいものではありません。

また、一昔前は、加工した端材は、会社の焼却炉で燃やすか、冬場の現場で燃やして暖をとる・・・。というように、活用することができましたが、現在はそんなことはできません。
現場加工をやってしまうと、大量の端材が発生して、その処分費用もかかります。
工場で出た端材は、それなりに使い道がありますが、現場ででたものは、ただの「ゴミ」になります。

「現場での巧の技」の披露もとてもいいことだと思いますし、技術の保存という意味では素晴らしいことだとは思うのですが、できるかぎりの工期の短縮、ご近所の方と、なるべくいい関係を保って、施主さんにお引越しいただくことを優先したいと思っていますので、工場加工できるものは、なるべくしたうえで現場に搬入するようにしています。


ただ、本音は現場に仮設加工場でもつくって、そこで大工さんに「刻んで」もらって、たっぷり時間をかけて上棟。
各部材を大工さんと打ちあわせしながら加工。もしくは自分で据え付け・・・。
とできることができれば、設計、加工、据え付けとすべての工程を自分で行うことができるので、理想の家づくり。ではあるのですが、社会情勢、コスト、ご近所のこと、工期等、総合的に考え、なにを優先するか。と考えると、やっぱり今の形態がベターであると思います。





 
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WERステアリングダンパー

なかなか乗りこめないWR450ですが、コンパクトな車体にハイパワー。
夏の八坂でもアクセルひと開けでガンガン進むのはいいんですが、そのつど振られまくる。

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若かりし頃ならば、体力と腕力で車体を抑え込む。もしくは、ビルドアップして、ねじふせてやるぜ!ぐらいのイキオイだったんですが、これ以上の筋力UPも技量UPも望めないお年頃。
で、機械に頼ることに。
振られを抑えてくれるステアリングダンパーを装着しようと。

以前は、そんなものつけたら、うまくなれないじゃないか!なんて言ってたんですが、もうそんなことは言えない状況。
ただ、最近主流のSCOTTS等のものは9万円ぐらいする。
うーん・・・・。とかんがえていたら、倉庫の隅から、発見。

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ひと昔前にはやったWERというメーカーのステアリングダンパー。
ウン十年前。こんなところを走ったときに取り付けたものを持って帰ってきた物。

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こんな風にフェンダーの上に取り付けます。

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動かしてみると、きちんと動作します。
ただ、さすがにオイルはデロデロ状態。
このままでは使えないのですが、マニュアルもないし、現在メンテをしてくれるショップも見つかりません。

途方にくれてSNSに書き込むと、1時間もせず、世界を走るラリーストやエキスパートライダーのみなさんからアドバイスが。

手に入れることのできなかったメンテマニュアルも入手することができました。

これで、少しは楽にライディングができそうです。

このステダンを購入した時代とは、情報収集の状況が凄まじく発展してるんだなあ。と思った日でした。




 

先人様のやさしさ

神社の階段を歩くときは、真ん中を歩いてはいけない。左側を通るべし。
神様が真ん中を通るからです・・・。

参道の中央を正中(せいちゅう)といい、神様の道とされているから、
神様に対する礼儀として歩いてはいけないということを聴きます。

この手のお話をすると、そんなのウソだとか、そんなの迷信。と無粋なことを言う人がいますが、こういうお話しのある理由って、神様がどうのこうのではなく、神社を訪れる人に自然に。どんな風に入って来るのがよいことか。関わって欲しいのかをわかっていただけるために。自然発生的に出てきたもので、神様が・・・。というのは後付けの理由なんではないかと思います。


我々の建築業界にあるこの手のお話の代表は「家相」で、近年は「北東の便所はダメ」だとか、「家の真ん中に階段はダメ」なんて「いけない、いけない」のなんとなくネガティブな方向に行きがちで、「家相なんか守らなくてもいいんだよ!」という方と、「この家相ゲージによると、この配置は5°ほど浴室の位置がずれているから、凶の要素が○%高まる・・・。」なんて両極端な方がいらっしゃいます。


そもそも、家相は、昔の大工さんの今でいう建築基準法のようなもので、当時の汲み取り式のトイレでは、北東方向につくると、家の劣化が早まる。
家の真ん中に階段をつくると、贅沢を禁止していた時代。2階を作るのは贅沢とされていましたから、お上ににらまれるよ・・・。
なんていうのを、いうことを聞いてくれない頑固な旦那に、当時の棟梁が、もっともらしい理屈をつけて説得の材料としたのが始まりなんではないか。と思ってます。

だから、すべてがNGというわけでなく、守らないと不幸になる。というわけでもなく、この「家相ワード」は、なぜ、そんな風に言われるようになったのか?と考え、妄信的に従うのではなく、まったく無視するわけでもなく、先人の教えを考慮しつつ、設計をしていくのが、現在の設計者ではないのかと思います。

家相ではないのですが、以前、お付き合いのあった親方に聞いたお話し。
「妊婦さんがいる時に、家の普請をすると、凶」というのがあるのですが、これも妊婦さんが元凶とか、悪いもの、不浄なものでは決してなく、妊婦さんや、病気の家族がいるにも関わらず、新築を強行しようとする家のご主人に、「奥さんやご家族の方が、元気になったら、始めましょうよ。」といさめる意味で、棟梁が作ったやさしい教訓ではないか?とのことでした。


「ガタガタ言わねえで、俺が建てろと言ったら建てりゃあいいんだよ!」というご主人に、
「そういってもダンナ、風水的には妊婦さんがいると・・・。」
「そうか、それならしょうがねえなあ。」

なんて会話が交わされていたんでないかと思います。



ちなみに、神社の階段の真ん中を歩いてはいけない・・・。
は、急な神社の階段のまんなかをみんなが無秩序に歩いたら危ないだろ。
だからといって、「この階段は真ん中を歩くべし!」なんて言っても聞かない人もいるし、なんか味気ない。

だから、ちょっと神様の威厳をお借りして「真ん中は神様の通り道だから」と言っているんだと私は思うね。
そうすれば、みんな階段の端っこを歩いてくれるから、事故も起きないだろ。

やさしい先人様の知恵だと思うね。

だそうです。


だから、「嘘だ!ホントだから絶対服従!」なんて議論をするのは不毛で、まず従ってみて、そのうえで理由を考えてみると、当時の人たちのやさしさや思いやりに思いをはせることができて楽しいと思います。


また「神様が通るから道を開けよう」と従う日本という国の人々も、なんとなくいい感じですよね。













 

台風とスケジュール調整

基礎工事終盤ごろから、お天気のチェックは週間天気ではなく、フィリピンあたりまで見渡せる広範囲の天気図。
段取りとコンクリートの状態をチェックしつつ、スケジュールを組んでましたが、ものの見事に上棟予定日に台風襲来。

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しかも、10年ぶりの大型台風とのこと。
今年はイベントや上棟、基礎工事等、雨が降られたらマズイ時期にピンポイントで台風がやってきます。

もう、雨オトコどころか、台風オトコ状態です。

そんなことを嘆いていてもしょうがないわけで、段取り。
台風は14日~16日に襲来。
祝日の14日に来てくれればなんとか週明け早々に上棟はできそうだけど、どうやらもう少し遅れそう。

では・・・。

というわけで、いつもですと、足場を組んで、すべての材料を足場の上にあげてしまうのが1日目ですが、台風の速度が読めない。
で、週末に足場を組んで、1階梁まで組んでしまいます。

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ここまでやっておけば、最悪週明けにどんな風に台風が来てもなんとかなる・・・。

そして、ずっとお天気図を見ていた連休中。
どうやら襲来は16日らしい。
でも、15日の午後ぐらいから、お天気はあやしい・・・。
こんなときの監督の判断は本当に難しいです。

でも、あまりのんびりしていても工期に影響が出ますので、15日はGO!

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お昼も休憩もなしにぶっ続けで組み上げを続け、なんとかお昼ごろ、小屋の構造まで組みあげることに成功!

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上棟作業は、何人もの職方。クレーンの手配。ご近所へのご配慮等、いろいろな要素が絡んでますから、簡単に延期や中止ができません。
だからといって、強行してみんなを危険にさらすわけにもいきません。

その辺のバランスがもどかしいのです。
今回も、構造を組みおわったぐらいで雨風が強まり、撤収。
ただ、ここまで組めば、あとはクレーンがなくとも、作業は進められますので一安心。

明日の台風の襲来にそなえて、足場シートをまくっておき、躯体と足場を固定しておきます。

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床下換気の要不要

昔の住宅は、床下をのぞくと土になっていて、湿気をうまくとりのぞいてやらないと、土台や構造が湿って、家の寿命を縮めたり、シロアリの発生の原因になっていました。

現在は、構造と一体の「べた基礎」がほとんどですので、そんな心配はほぼありません。

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床下に空気が循環するようにすることによって、さらに床下は乾燥状態を保ちます。
床下が土の時代は床下換気口を基礎に開口して、取り付けていましたが、現在はほぼ見られません。

現在は、基礎と土台の間にこんな「基礎パッキン」を取り付けてから土台を取り付けます。

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この基礎パッキン。
こんな風に隙間があいていますから、基礎と土台のあいだがすべて通気口。
ポイントポイントでしか通気ができなかった床下換気口よりはるかに通気性はよいです。

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ただし、床下はこれでよいのですが、当社の建てるお宅のほとんどはガレージ付きのお宅。
床下部分の無い、ガレージの部分にこれをとりつけて、風が通るようにしてしまったら、夏はいいかもしれませんが、冬は寒い。
じゃあ、これを取り付けなければいいんでは?とやると、土台の高さが合わない。
その部分だけ基礎の高さを上げても、なかなか水平を出すのは難しい。

そこで最近出てきたのが、基礎パッキンでありながら、「通気をしない」気密パッキン。

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本来ならば隙間が開いている部分はふさがれ、土台と基礎が触れる部分は気密材が貼りつけてあります。
これで、土台の高さも合って、風も吹きこみません。
部位によって、これを使い分け、「通気させるべき場所」と「通気させない場所」を区別しておきます。

この商品が出るまでは、パッキンの隙間をコーキングで埋めたり、モルタルで埋め込んだり。結構な苦労がありました。

パッキンを敷き込んだら、土台を締めこんで固定です。

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サイレント木魚

・特殊消音パッドセンサの採用により、直接打音はほとんど聞こえません。
・ヘッドフォンまたはアンプ接続時にはFM+サンプリング音源によるリアルで高品質なサウンド。
・トーンは通常の木魚の他、テクノ、プリミティブ、ライトの4種類。仏具としてだけではなく楽器としても楽しめます。
・バッテリーフル充電で約8時間連続プレイ可能です。

ヘッドフォンでこっそり練習、アンプにつないで大音響でプレイ。自由自在に楽しめるデジタル木魚。


静かに練習ができるサイレント木魚「寂尊(じゃくそん)」だそうです。


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SNSで教えてもらったこの商品。

音の出ない木魚なんて、なんに使うのかな?
と思っていたんですが、あるお寺の住職さんによると、最近は息子が木魚の練習をしていると、御近所から苦情が来る。

で、この商品。思う存分練習させることができるんで、とてもよい!そうです。


昔からお住まいの方は、お寺が近くにあっても、木魚の音やお経の声がきこえても、「あたりまえ」と思って気にしないそうですが、最近出来た建て売り住宅に引っ越してきた皆様からよく言われる。
生活の一部として、ずっと聞いてきていない人には、騒音になってしまうんだよ・・・。とおっしゃっていました。

そういえば、当社でも地鎮祭のときの「降神の儀」。
神主さんが「うぉおおおおお!」と大きな声をあげますので、これにびっくりした方が「うるさい!」と式の最中に怒鳴りこんできたともあります。

当然、「地鎮祭をやります。お騒がせします」とごあいさつをしていたのですが、どんな行事かご存じなかったので、びっくりされたようです。

昔は地鎮祭や、上棟式。普請の際の音や行事は目にすることや体験することがたびたびありましたが、近年はあまりみかけません。
何回か見ていればよいのですが、見ていないと、木魚の音と同じで、「騒音」になってしまうようです。


現場の作業音も、聞き慣れているとそうでもないですが、一般の方には聞き難いもの。

時々じーっと現場を見ているご年配の方がいらして、「あ、なにか問題があったかな?」と降りていくと、「いや、いいんだよ。普請の音を聞いていたんだ。いいねえ、新しい家が建つ音は・・・。」なんておっしゃってくださいました。

聞こえる音は同じでも、お聞きになる方によって、騒音になったり、心地いい音になったりするものです。


だからといって、好き勝手に大騒ぎして現場をやっていいわけじゃありませんから、上棟の際は、徹底的に材料を工場加工して持ちこむ。
日程はコンパクトに!

を徹底してやっています。


ただ、神事の声とか、木魚の音を「騒音」として捉えられてしまうのは、日本人としてちょっと悲しいですね。


 

雨男づいてます。

以前のブログを見ていると、ほとんどの監督がそうであるように、自分も自分のことを晴れ男だと思ってました。

基礎の打設のときはもちろん。上棟や着工のときに雨がふったことがない・・・。
が自慢でした。

ただ、最近は、オープンハウスをやれば台風、上棟前後、基礎打ち日程に雨が続く・・・。

で、今回もずっと晴天が続いていたにも関わらず、基礎コンクリート打設の2日前に台風発生。

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やむを得ず、日程をずらしたところ、
またまた23号台風発生・・・。

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2つの台風に囲まれてしまう最悪の状況に。

お天気予報を注意深く見ていると、概ね昼間はお天気は大丈夫な日程が3日ほど。
なんとか、各業種段取りをつけ、現場へ。

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きちんとした安定した天候!

無事打設を行うことができました。

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それでも、夜から雨が降るかもしれない・・・。といった予報だったため、基礎全体をすっぽりと覆うことのできるシートを準備し、垂木と笠木で、簡易テントを製作。
夜7時まで、現場にて待機。

結局、雨は降らず、なんとか工程完了。


お天気予報なんか見たこともなかった数年前とはえらい違いです。






 
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