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大工の匠と現場仕切りの匠は違うんですよ。

SNSつながりの方で、最近、新築をされている方から「職人を貸してくれないか?」という連絡が。
貸してくれ。とはおだやかじゃないんですが・・・。

お話しの経緯は、東京23区のそこそこの住宅街で、延床25坪ほどの3階建て住宅を新築することになった。
で、その工事を仕切ることになったのが、ある縁で知り合った、元宮大工さんという、40代後半の方。

その方が仕上げたという、匠の技を奮った神社やお寺。郊外に建てられた、見事な日本家屋を見て、すっかり惚れ込んだこの方。設計士さんに依頼していたこの家の建築一式を依頼したそうです。

基礎工事、着工までは、どんどん進み、大工さん曰く、4か月で「あがるよ」と言うことだったので、完成を楽しみにしていました。
しかし、約束の4か月はもうすぐなのに、キッチンもお風呂も入らない。
電気工事や水道工事も、一向に進んでいない。
ほんとにこれで、4か月で仕上がるの?とお聞きすると、仕上がるよ「俺の仕事は」。



以前、元宮大工さんとか、著名な大工さんという肩書の方に、施主さんのご要望で現場に入っていただいたことがあるのですが、彼らは、どうしても自分のお仕事が一番。になってしまう傾向があり。(全員がそうとは言いません。)住宅の建築。特に住宅街でのお仕事は、工期をなるべくコンパクトにすることが大事ですから、大工さんと一緒に、電気屋さん、家具屋さん、キッチン屋さんが同時進行することもあるのですが、こういった「匠」な大工さんは、これをもっとも嫌うようで、ある現場では、「こんなに他の職人が入ったんじゃ、俺の仕事ができねえ!」と言って、出て行かれてしまったこともありました。

お話しをお聞きすると、まさにこれが、この現場であったようで、しかも仕切っているのが大工さんですから、自分のお仕事が最優先。
自分が入る日は、絶対に他の職人さんを入れない。
だから、進むのは、実質的に大工仕事のみ。
「4か月であがる」のは、自分の大工仕事が。という意味だった。というオチ。

しかも、地方からいらしたその大工さん。
都内の準防火地域のボードの納まりや、断熱材の入れ方をご存じなく、自分のやり方でやられているので、検査もなかなか通らない。
大工さんは、自分の仕事にケチをつけられたようで、それも気に入らない。
他の職人さんとも、この現場で初めて会うので、なかなかコミュニケーションがうまくいかない。
「匠な大工さん」に、遠慮して、他の職人さんもなかなか連絡できない。
うっかり、大工さんがいるときに、工事に入ると、こっぴどく怒られるので、なかなか入れない。

で、「終ると思っていた4か月を前にして、大工仕事が終わるか終らないか・・・。」という悪循環に陥ってしまっているとのこと。

こんなときは、現場監督がいれば、大工さんが、刻みをやるんであれば、「ちょっと工場で・・・」。と現場を離れてもらって、その間に、他の工程を進めてしまうとか、大工さんが3階をやっている間に、1階の電気配線をやっておいてもらう。なんて「交通整理」ができるのですが、自分優先の大工さんが、仕切っていると、なかなかうまくいきません。

施主さんが、「何か月かかってもいい!匠の技を使った家に住みたい」。
というのなら、それでいいのですが、今回の施主さんは、そこまで望んでいませんし、どんなに匠の技を使っても、残念ながら、防火規制等で、ほとんどの「技」は、耐火ボードで隠れてしまう。
たまたま、匠な方に会ったから、依頼しただけで、本来なら、都内のいわゆる狭小な準耐火建築を建てるような大工さんではなく、しかも、都内の住宅建築で、最も重要な現場の「仕切り」にはまったく無頓着。という、完全なミスマッチ。

いうなれば、安くて、ボリューム満点さが求められている、学生街の食堂に、繊細な日本料理を作っていた名人板前を連れてきてしまった。
丁寧に、時間をかけてつくるもんだから、みんなのお昼休みに間に合うように、料理は出せない。美しいし、おいしいんだけどね・・・。といった感じ。

結局、このままいくと、いつ終わるかわからないので、都内の新築に慣れた青山さんのところの職人さん。
あわよくば、青山さんもお借りできませんか・・・?というご相談。

こういった現場に大事なのは、芸術品のような匠の技ではなく(必要ないとは絶対に言いません。)、他の職人さんを適切に現場に入れる、的確な仕切り。加工された既製品を、いかに早く、的確に、法規に合わせて納めるか。

これが大事だと私は思います。

名選手名監督にあらず。なんて言葉もありますが、それぞれの技術の質は、全く違うものです。
匠な大工さんが、どこで、どんな状況で現場に入っても、現場は適切に納まる。というわけではなく、大工さんの「匠」と、現場監督の「匠」は違うもの。それぞれ適材適所なお仕事の配置が必要。

と私は思います。






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器用な施主様に感謝。

平面図が概ねできてくると、模型を使って、検討を開始します。

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これも、きれいに作って完成するわけではなく、切った張った行って、PLANを取りまとめていくツールとして使用します。
その際、建物のスケールがわかるうように、いろいろな小物を使います。
こんな、テーブルや、椅子の模型はよくあるのですが、

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ガレージハウスの場合のクルマやバイクは、なかなかスケールの合うものがありません。

以前、缶コーヒーのおまけについていたドゥカティ。

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見た目はいいんですが、スケールが若干大きいため、ガレージのスケールをつかむには、ちょっと危うい。

こちら、施主さんの作ってくれたカワサキのモデル。
スケールがぴったりで、活用させていただいております。

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クルマも、普通のモデルは結構あるのですが、今一つ実感が?

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こちらも、施主さんの作ってくれたハチロクとai。
作りこみの丁寧さがスゴイです。

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器用な設計の方は、紙粘土でこういうものをバンバン作ってしまうらしいのですが、不器用な私は、スチレンボードの建築模型をつくるのが精いっぱい。
こういう小物も、お仕事を重ねるごとに、手元に増えていくのがうれしいものです。

OBの皆様。
大事に活用させていただいております m(__)m



 

既存家屋の地盤調査

建て替えのお宅で、既存家屋の床を解体して、地盤調査を行っています。

設計が優先する住宅計画で、よく聞くのが、この地盤調査を後回しにしてしまって、PLANづくりを先行。
確認申請も通して、施主さんの要望もすべて取り入れたPLANをつくったら、地盤改良が必要なことが判明。
さて、どこをけずりましょうか・・・・。
と、せっかくつくったPLANを削ったり、変更したり。
しかも、行政審査も済んでしまっているので、出しなおしをするのにも、余計な時間とお金がかかってしまった。というお話。

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当社の場合、できるだけ早い段階で、この地盤調査を行って、地盤改良工事が必要であれば、なるべく早い段階で把握して、キッチンやお風呂。なにより、建物のボリュームが、後戻りしてしまう事態にならないよう、考慮しています。
そのため、平面PLANが概ね決定した段階で、行うことが多いです。

それでも、既存家屋の解体や、書面上の処理は、なかなか時間がかかりますので、後回しになってしまうことが多いので、前回のように、コンクリートを斫って行ったり、今回のように、既存家屋の床を解体したりして行います。

また、こんな風に既存家屋を解体すると、その家を建てた方の考えや、性格も見えて、なかなか面白いです。

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建て替えを行うくらいの年代のお宅は、床下に、廃材や、当時のごみが捨てられていることが多いのですが、こちらは、一切なし。
土台を組む前に、掃いたのか、箒の刷毛あとなんかもありました。
換気口もきちんと施工され、乾燥状態も良好。
釘も下地材に、ていねいに打ち込まれていました。

更地からスタートするのもいいですが、こんな風に、我々の先輩たちがつくったお宅を見るのも好きです。
特に、今回のように、ていねいなお仕事をされている「普通の」お宅を見る。というか、身を置くのは、身が引き締まる思いがします。





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誰がやっても家は建つだと!

お仕事でお金をいただく。という状態で、世間に身をさらしている人たちは、技術を身に付けるための経験や、知識を得るための勉強を、時間やお金を使って、行っていたからであって、それも「原価」ではないかと思っています。

近年、建築の世界。しかも、実務を行っている人たちのなかでも、ある分野では、ここが軽く見られる傾向があり、大工さんは、現場で一番目立ち、働いている姿が見られるので、評価されやすくなってきましたが、建築現場で作業をするのは、大工さんだけじゃありません。塗装屋さん、左官屋さん、電気屋さん、水道屋さん、足場を組む鳶さん・・・・。
彼らが働くことに「お金がかかっている」ことを意識していない人たちが集う分野がある。ということを思い知らされる出来事がありました。

曰く、

・塗装屋さんなんて、材料代はペンキだけでしょ。塗る作業なんか、俺でもできるんだから、そうだなあ、2日やらせて、¥20000くらい握らせりゃいいんですよ。ペンキは施主さんがホームセンターで買ってくりゃ安くなりますよ。

・鳶なんか、パイプ組むだけでしょ。技術なんかいらないから、作業費用は本当はタダみたいなもんなんですよ。

・電気配線なんか、DIYでできますから、いっそ省いちゃったらどうですか?なんなら、私が手伝いますよ。

・そんな作業は、○○の作業をしにきた職人に「ついで」にやらせればいいんですよ。ついでにやらせれば、その分の費用がなくなりますから、より安くお住まいを提供することが出来ます。こういったところでコストを抑えるのが、企業努力なんですよ。

・設計なんか、マイホームビルダーでやればいいんですよ。法規なんか守らなくても、確認申請さえ通しときゃいいんだから。 自分でやる分には、そんなもんいらないですよ。設計なんかにお金払うのなんか無駄ですよ。
 ね、青山さん。(いや、私、工務店として来てますけど、建築士なんですけど・・・・。)。

共通しているのは、彼らがお金をいただくための技術を身に着けるために、どれだけの時間をかけたのか。
自分がつらい時でも、工期を守るため、きちんと仕上げることができるようにがんばっているのか。
そんな姿をイメージできていないであろうこと。

気温40度を越える暑い日に、息絶え絶えになりながらも、屋根を仕上げた日。
極寒の冬の日に、手に張り付いてしまうほど冷たい単管を持って、足場組み作業を行った日。
設計者と施主さんの意図を形にするため、腹ばいになって、危険な足場でコテをふるった日。
きれいに仕上がるように、塗装の前に念入りに下地調整パテをかけ、紙やすりで仕上げる地道な作業。
板金屋さんが仕上げた部位を汚さないように、数KMもの長さの養生テープを張り続けるコーキング屋さん。
重たい15ミリ強化ボードを、「角が割れないように」3階建ての最上階に引き上げる運送屋さんの姿。

そんなことが、一つでもイメージできれば、こんなことは言えないはずですし、言えるんだったら、建築に関わる仕事なんかやめた方がいいです。
それを施主さんに向って、セールストークに使っている輩には本当に腹が立ちます。

私のお付き合いしている職人さんは、いつもレギュラーの方々です。
なかには、先代のころからお付き合いしている業者さんもいます。
今は技術を身に付け、立派にお仕事をしている彼らが、仕事を始めたころ、先代の下でどれだけがんばっていたかも実際に見てきています。
一緒に仕事をして、時には喧嘩をして、一軒の家をつくるチームとしてやってきています。

材料さえそろえば、職人なんかいなくても、家は建つ。
現場ごとに、職人をつまみ食いのように手配すりゃいいんだ。
誰でもできる仕事なんだから、いざとなったら、その辺のやつを連れてきてやらせればいい。

技術を持ってて、大事にしなければいけないのは、宮大工さんみたいな、かっこいい大工さんだけ。

なんて物言いに本当に腹が立ちます。

このブログ、2年ぶりぐらいの愚痴ネタでした。




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着工前のわずらわしさは着工後に楽になるための・・・。

長々と続けておりました霧島4000ネタもようやく完結。
お付き合いいただき、ありがとうございました。

ラリーから帰った後、なにもお仕事をしてなかったわけではなく、数件のお仕事を鋭意進行中です。

当社は設計施工を行う会社ではありますが、現在、主に行っているのは設計。
施主様のご要望を伺い、それを形にしていくデザインのお仕事と、ある程度まとまってきたPLANを、「この形態で建てますけどよろしいでしょうか?」と役所や審査機関に提出する書類を作成する確認申請業務が同時進行中です。

これらの業務が完了して、それに予算の裏付けをきちんとつけて、ようやく工事の契約、着工となります。
昔のように、大まかな平面図だけ作ってあとは、建てながら打ち合わせして決めていこう。なんて言うやり方は、現代のまともな工務店さんはまずやりません。
昔のように間取りのバリエーションがほとんどなく、キッチンやお風呂といった住設も選択の幅が少なく、なにより、施主さんと施工者の価値感がほとんど同じだった時代ならば、それでいいですが、ネットや様々な書籍で、お住まいの様々なバリエーションが、一般の方の目に触れる現代。これをやってしまうと大変なことになります。

例えば、間取りが決定して、すぐ着工する。という棟梁と施主さんのある会話

「棟梁!おれは白い外壁の赤い屋根の家を建ててほしいんだ(南欧風のジョリパッド塗り壁に赤いテラコッタタイルの瓦の家だよ。)」
「ようがす!ご主人!白い外壁の赤い屋根の家を建てましょう(白い漆喰左官仕上げで、赤い日本瓦の家だな。)」

「そうだ、床は無垢板のフローリングにしてくれよ(雑誌で見たカバ桜のフローリング!)」
「ようがす!床は無垢の板ですね(縁甲板の漆塗仕上げだな!)

「いい家を建ててね!棟梁!」
「いい家にしますぜ!旦那!」

結果は・・・・。

仕様もそうですが、予算もスタート前にきちんと決めておかないと、「施工しながら決めていく」というのはほぼ無理です。
そういったことを防ぐため、当社では、着工前にコスト、図面に詳細な部位を書きこみ、契約書に添付してお渡しします。

ですから、着工後は、基本。変更はほぼありません。
「現場でご確認。」はありますが、「現場でお打合せ」はほぼありません。

各部位の高さや位置も、着工前にお打合せのうえ、書面におとしこんでいますので、現場で職人に直接指示を出していただいても、当社の職人は絶対にお聞きしません。
意地悪ではなく、ひとつの変更によって、他の部位のバランスが崩れてしまうことが住宅では多々ありますので、設計、施工、予算を把握している私にご相談いただき、それを私が職人に伝えて施工。もしくは、私が直接施工する。という流れにしています。

プレハブ系のハウスメーカーさんのように、仕様の選択肢が少なく、どんな家になるかが決まっているメーカーさんなら、間違いも少ないかもしれませんが、ゼロからつくる一般工務店や、デザイナー系のメーカーさんは、前記のような間違いが結構ありますから、仕様が決まる前に大体の金額でまず契約。というのは、危険です。

スタート前に徹底的に仕様や予算についてお打合せする会社は、わずらわしいかもしれませんが、工事がスタートしてからはスムーズです。
対して、打ち合わせが少なく、わずらわしくなく着工ができる業者さんは、工事スタート後にたびたび「あそこどーします?」という電話がかかってきますから、大変です。
貴重な週末も、ほとんどお打合せでつぶれる数ヶ月になってしまいます。




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TBI2014 霧島4000キロラリー DAY0

○「伝説のラリー」の復活。

昭和42年。「富士-霧島4000KMラリー」が開催された。
羽田をスタート、九州の霧島を折り返し、富士にゴールする4000KMのラリー。
まだ、日本の道路にも未舗装路や未整備路の残るその時代に行われたそれは、現代でいう所のキャノンボールランのようなもので、たった一度行われたそのラリーは、黎明期であった日本のモータスポーツのイベントのひとつとして、伝説となった。
創立30周年を迎える主催団体のSSERは、50年以上前のこのラリーの復活を掲げ「TBI2014 東京~霧島4000KMラリー」として開催するに至り、私自身も、通称TBI。「ツール・ド・ブルーアイランド」と呼称されるこのイベントに24年ぶりの参加という、自分自身も、歴史ある背景をもってこのラリーに参加するに至りました。

○ 競技は8日間4000KM

ラリーは4月27日に、東京プリンスホテルで車検がおこなわれ、翌28日にスタートが切られ、ゴールは5月5日の8日間の予定です。

スタート地点は東京プリンスホテル。
いつものラリーは、人里離れたところで行うことが多いので、都内の超一等地である東京プリンスホテルに、見慣れたラリーゲートが設置されているのに、ちょっと違和感を感じます。

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そんななか、いつものように、粛々と装備品検査、車検と作業は進んでいきます。

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車検は問題なく完了。今回のゼッケンはNO39.
マシンは明日のスタートまで「プール」され、もう触れることはできません。

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夜には、ブリーフィングと、主催団体SSERの30周年記念パーティーも開催され、華やかな雰囲気でした。

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いつもであれば、車検場に隣接した宿舎に宿泊して、翌日のスタートを待つのですが、今回は東京プリンスホテル。
自宅から30分しかかからないところで、高額の宿泊費を払って宿泊するのも懐が痛いので、自宅にもどりました。






 

TBI2014 霧島4000KMラリー DAY1

〇DAY1 東京~霞ヶ浦~日光~浅間 509.09KM

今日から4000KM。8日間のラリーがスタートします。
スタートに間に合うように、自宅から電車で東京プリンスホテルに向います。

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いつもは、人里離れたところから。自宅からは離れたところからスタートなので、家から電車でスタート地点に向かうというのも、新鮮な感じがします。

装備を付け、スタート前。参加者全員で記念撮影です。

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そして、AM9:39。グランドスタートです!!

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ラリー競技というのは、何日間かの長期間にわたっておこなわれますが、ずっと走り続けるわけではなく、「ビバーク」と呼ばれる宿営地を経由して、進行していきます。
まずは509.09KMを走り、今日のビバークを目指します。

その道しるべとなるのがこの「ルートマップ。」

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主催者より、日にちを記されたものをロール状にして渡され、ハンドルにセットされた「マップホルダー」にセット。

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「ラリーメーター」という距離計に従って、これを巻き上げ、ルートを読み取り進んでいきます。

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1日のルートのなかには、「SS(スペシャルステージ)」と呼ばれる一般車の通らないタイム測定区間が、2か所程度あり、そのタイムによって、順位を競います。
タイムを測定しない区間は「リエゾン」と呼ばれ、一般道路を走行しますので、交通法規を順守して走行しなければなりません。
その間には、「CP(チェックポイント)」が2~3箇所設けられており、ここを指定された時間に通過することを義務付けられます。早すぎても遅すぎてもペナルティタイムを加算されますので、SSのタイムがどんなによくても、「リエゾン」のタイムをきちんと守っていかないと、上位に入ることはできません。

また、どこにCP、ビバークがあるかははっきりとは知らされていませんので、エントラントは、この「コマ図」の通りに走らなければ次の日のスタートを切ることができません。
ですので、ガソリンスタンド等で、「あんたたちどこ行くの?」と聞かれても、「わかんないんですよ」と答えるしかないのですが、今回は、

「今日は、どこに泊まるかわかんないけど、東京をスタートして、霧島まで行くんですよ」

「えー!?とんでもない距離をはしるんだねえ!」

なんて会話を楽しむことができました。

ラリーは、靖国神社のわきを抜け、皇居、雷門という観光スポットを走り抜けていきます。

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大都会を走り抜けるラリーバイクは珍しく、あちこちで観光のみなさんに写真を撮られていました。

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どこかの画像サイトで「雷門と人力車とラリーカー」なんて画像がUPされているかもしれませんね。

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そのまま、国道6号線を北上しますが、とにかく渋滞がひどい!
車高の高いラリーバイク。特に女性参加者は、足つきがよくない車体が多いため、信号待ちのたびにかなりしんどそう。
しかも、東京都内の渋滞をルートマップを見ながら走るというのは、かなり大変なようでした。
私は、一応都内在住ですので、「まあ、ここをこんな風に通るんだろ。ここは右車線に寄ってたほうが楽だな」と地の利を生かして?他の方よりも比較的楽に都内を抜けることができました。

ルートは、そのまま国道6号線を北上。
霞ヶ浦のほとりをぐるっとまわり、日光へ向かいます。
スタートが9時と遅かったのと、今日の走行距離は500KM超え。
高速道路の500KMならば、5時間程度で到着する距離ですが、ラリーのルートのほとんどはそんなことはなく、狭い田舎道や曲がりくねったワインディング。ダートが設定されていることが多いので、概ね平均速度は40KM程度というのが定説。
単純計算でも、500KM÷40≒13時間。速くてもビバーク到着は、夜の10時になる計算ですので、あまりのんびり走っていると、夜間走行の時間が多くなりますし、今日は行程の最後にSSが設定されていますから、なるべく良い条件でSSに入るためにも、先を急ぐ必要がありました。

そのため、264.41KMのコマ図に間違いがあった地点で止まった以外は、ガス補給以外一度も止まらず、走り続けたのですが、日光いろは坂に設定されたCPに到着した時には、もう日が傾きかけていました。
このあと、さらに群馬県沼田市を抜け、軽井沢に向うというルート。この時点で、あと180KM以上の距離が残っています。

初日で、まだラリーに体が慣れていないのと、GWとは思えない寒さ。朝食をとっただけで、11時間、なにも口にしていない状況に耐えかね、PM8:30にコンビニで大休憩。
ラリーメーターは、今日のビバークまであと64KMの距離を残していると示しています・・・。

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それでも、なんとか残りを走りきり、今大会最初のSSへ。
SS会場は、夜の浅間レースウェイでした。

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ここは、「アサマGP」というイベントで何回か走ったことがありますので、どんなところかはわかっていたのですが、車高の低いGSで、ヘッドライト強化をしていない状態で走るのはかなりてこずってしまいました。

そして、夜も更けた午後11時ごろ、ようやくゴール。
今日はテント泊ではなく、コテージに宿泊ですので、少しは楽。

久しぶりのラリーの高揚感も手伝って、若干の酒盛りを行う気持ちの余裕もあり、初日を終えました。
 
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